結婚相談所での交際には、「仮交際」と「真剣交際」の2つのステップがあります。
相談所によっては、それぞれ期間やルールが決まっている場合が多いです。
結婚相談所での婚活に慣れていない方は、どのタイミングで真剣交際に移行すればよいのか戸惑うこともあるでしょう。
この記事では、真剣交際と仮交際との違いや、真剣交際に進むべきタイミング、交際中に気をつけたいことなどを解説していきます。
真剣交際に進んだ後に破局しないためのポイントや、交際中に休会できるおすすめの結婚相談所も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
- 真剣交際と仮交際の違い
- 入会から真剣交際までの流れ
- 真剣交際中に相手に確認すること
- 破局しないためのポイント
目次
結婚相談所の真剣交際とは?仮交際の違いを紹介
真剣交際とはどのような状態なのか、仮交際と比較して確認しましょう。
真剣交際は1人の相手との結婚を前提としたお付き合いであり、「恋人同士」の状態です。
真剣交際中の期間やお泊まり旅行、婚前交渉について、ルールを設けている相談所が多いです。
事前に確認しておきましょう。
一方、仮交際とは「友人関係」の段階であり、複数人とのお見合いやデートも可能です。
以下で、2つのステップの違いを詳しくみていきましょう。
真剣交際とは結婚を前提としたお付き合いを始めること
真剣交際に進むと、友人から恋人の関係に変化します。
結婚を前提に1人の相手とじっくり付き合う段階になり、他の人とデートやお見合いはできません。
相談所によっては、真剣交際になると会員のステータスが「交際中」となり、プロフィールが表示されなくなるところもあります。
真剣交際中はお互いの価値観やライフスタイルの違いなどを確認し、結婚に向けてすり合わせをしていく段階になります。
多くの結婚相談所では、真剣交際の期間に上限があり、交際中の婚前交渉を禁止するルールがあります。
事前にしっかり確認しておきましょう。
真剣交際中のキスやスキンシップはOKの相談所が多い
婚前交渉はNGでも、交際相手とハグやキスなどのスキンシップをしたい方は多いでしょう。
真剣交際の段階では、こうしたスキンシップはOKという結婚相談所が多いです。
相手が嫌がっている場合はNGですがそうでなければ、お互いの愛情を確かめるために積極的にスキンシップの機会をもつとよいでしょう。
ただし、キスの流れで婚前交渉しないように気をつけましょう!
結婚相談所によっては、性交渉やお泊まりデートが成婚とみなされ、強制退会になる場合もあります。
事前にルールを確認しておきましょう。
おすすめ記事⇒結婚相談所の交際中にキスしていいタイミングは?スキンシップの注意点もご紹介
仮交際中は他の人ともデートやお見合いが可能
一方、仮交際はお見合いをして「もう一度会いたい」と思った相手とデートする段階です。
男女の友達関係の状態であり、複数人と同時並行で仮交際したり、お見合いしたりできます。
結婚相談所では、生理的に無理だと思った相手以外はもう一度会うことを勧められる場合も多く、複数人と同時に仮交際することも珍しくありません。
仮交際でお互いのことを知り、相性がよいと感じた場合は真剣交際に移ります。
仮交際の期間は、だいたい1カ月〜3カ月を目安にするとよいでしょう。
結婚相談所の入会から真剣交際までの流れ
ここでは、結婚相談所の入会から真剣交際に至るまでの流れを解説します。
自然恋愛とは違い、結婚相談所での交際には決まった手順やルールがあります。
トラブルから身を守るためにも、事前に相談所のカウンセラーにルールを確認しておきましょう。
入会から真剣交際までの具体的な流れは以下の通りです。
- 入会後担当カウンセラーと婚活プランニングの面談
- プロフィールを作成
- カウンセラー紹介・検索などからお見合い申込み
- 相手からの承諾後お見合い
- 相互に相手を気に入れば仮交際へ進展
- 双方に真剣交際の希望が出たら真剣交際へ
①入会後担当カウンセラーと婚活プランニングの面談
まず、担当カウンセラーと話し合い、あなたが抱く結婚相手の希望や結婚観などを明確にしていきます。
なんとなくイメージしていた理想の結婚像を具体化する重要なプロセスです。
いつまでに結婚したいか目標を設定し、どんなペースで何人くらいとお見合いするか、細かい婚活プランを立てましょう。
期限を設けて具体的な行動計画を立てることで、出会いの可能性が高まります。
過密なスケジュールを立てて疲れてしまわないよう、自分が無理なく活動できるペースを設定しましょう。
②プロフィールを作成
プロフィールは最初に相手の目に触れるもので、あなたに「会いたい」と思ってもらえるかどうかを決める重要なものです。
プロフィールの文面が充実していると、結婚に対するあなたの本気度が伝わり、相手に安心感をもってもらえるでしょう。
写真も第一印象を決めるうえで重要です。
結婚相談所で提携しているスタジオを利用したり、プロのカメラマンに撮影してもらったりして、あなたの魅力が引き出された写真を用意しましょう。
写真を撮るプロセスで自分自身の新たな魅力に気づき、自信をもって婚活できるようになる人も多いようです。
③カウンセラー紹介・検索などからお見合い申込み
プロフィール作成後は、会いたいと思う人を探してお見合いを申し込んだり、相手からの申し込みを受けたりする段階になります。
結婚相談所のデータベースを検索し、希望する条件とマッチしていて会いたいと思う人を探しましょう。
結婚相談所によっては、担当カウンセラーが希望に沿った相手を紹介してくれる場合もあります。
申し込みをしても必ずお見合いしてもらえるとは限りません。
断られても、諦めずに行動を続けましょう。
④相手からの承諾後お見合い
相手が申し込みを承諾してくれた場合は、お見合いの日時設定に進みます。
時間が長すぎると相手の負担になるため、1時間ほどで話を切り上げるようにしましょう。
場所はホテルのラウンジやカフェなど、落ち着いてゆっくり話せる空間がおすすめです。
お見合いでは、清潔感のあるファッションやメイクを心がけましょう。
相手に「もう一度会いたい」と思ってもらえるかどうかがポイントになります。
たとえ好みの異性ではなかった場合でも相手への配慮を忘れずに、別れ際には感謝の気持ちを伝えましょう。
⑤相互に相手を気に入れば仮交際へ進展
お見合いをしてみて、お互いに相手の印象が悪くないと思ったら仮交際に進みます。
最初のデートは、お見合いから1〜2週間以内にするとよいです。
仮交際中は複数人とのデートが可能なため、ライバルがいるかもしれません。
気を抜かずに自分磨きを続けながら、デートを重ねて相性を見極めましょう。
この段階でのキスやスキンシップはトラブルの原因になり得ます。避けたほうが無難でしょう。
仮交際の期間は、平均すると1カ月〜3カ月が一般的です。
⑥双方に真剣交際の希望が出たら真剣交際へ
お互いに結婚を前提にお付き合いしたいと思ったら、真剣交際へと移ります。
友人から恋人同士の関係に変化し、1人の相手と時間をかけて向き合う期間です。
仮交際とは異なり、他の人とのデートやお見合いはできなくなる点に注意しましょう。
結婚を前提とした交際のため、相手を「好き」という気持ちに加え、結婚生活をイメージできるかどうかが重要になります。
定期的にデートする時間をとり、結婚観やライフプラン、生活習慣などのすり合わせをしましょう。
真剣交際に進む7つのタイミング
仮交際から真剣交際へ進むプロセスは、結婚相談所での交際ならではのものです。
そのため、どのタイミングで真剣交際に移ればよいのか、何を基準に決断すればよいのか、と悩む方も多くいらっしゃると思います。
ここでは、真剣交際に進んでも大丈夫か判断する目安として、7つのポイントを紹介します。
①一緒にいる時間を無理なく自然体で楽しめる
性格が合わない相手と無理して一緒にいると、気疲れしてしまい、長続きしません。
相手と一緒にいるときに素の自分でいられるかどうか、居心地がよいと感じるかどうかが重要です。
結婚生活を視野に入れて、完璧な自分を演じるのではなく、少しずつ弱点やコンプレックスも相手に見せていきましょう。
そうすることで、お互いに対する安心感と信頼感が高まっていきます。
デート中に話すことがなくなったとしても、無理に会話を盛り上げる必要がないと思えるくらいが理想です。
沈黙が続いても気にならず、素の自分で安心して一緒にいられる相手であれば、真剣交際に進んでも大丈夫でしょう。
②デートのペースが1週間に1度以上
お互いに「会いたい」と思う気持ちが高まり、1週間に1回以上デートするようになったら、真剣交際を視野に入れるタイミングかもしれません。
働いている社会人カップルの場合、週1回以上会うためには相手を1人に絞らないと難しいからです。
また、自然恋愛の場合も、付き合い始めは週に1回ほどのペースで会うカップルが多く、お互い安心感を得るために適した頻度だといえます。
仕事が忙しくても、お互いに時間を作って毎週会いたいと思えるなら、気持ちが高まっている証拠です。
真剣交際に進み、より親密な関係を目指しましょう。
③お互いに敬語がない・下の名前で呼び合える
どんなに長い時間一緒に過ごしていても、敬語を使ったり名字で呼び合ったりしているうちは、親密な関係に発展しにくいでしょう。
かしこまった話し方ではなく、自然体でフランクに会話できるかどうかが、真剣交際に進む基準の1つになります。
下の名前やニックネームで呼び合うようになると、ぐっと親密度が増し、友達を卒業して恋人関係になった自覚が生まるでしょう。
デートを重ねて距離が近くなり、恋人同士といえるくらい親密になったときが、真剣交際に移行するタイミングです。
④LINEや電話など連絡を毎日とっている
LINEや電話、メールなどで毎日やりとりするようになったら、お互いを思う気持ちが高まっているサインです。
真剣交際に進むことを検討しましょう。
忙しくても毎日LINEや電話するということは、それだけ相手とつながっていたい気持ちが強いといえます。
また、1日1回でもやりとりを続けていると、相手と「つながっている」感覚が芽生え、親密度が上がっています。
もちろん、お互いを思いやる頻度でやりとりを続けることも大切で、無理して毎日必ずLINEや電話をする必要はありません。
頻繁に連絡を取り合っても負担ではないと思えるなら、真剣交際に進むタイミングと考えてよいでしょう。
⑤忙しくても会いたいと思える
仕事で忙しいときでも、お互い時間を作って「会いたい」と思う相手なら、本気で好きだといえるでしょう。
結婚生活をイメージしたとき、疲れていても相手と一緒にいると癒される関係が理想です。
忙しいと会いたくない、なんとなく気疲れする、と感じる場合は、まだ自然体の自分を相手に見せられていないのかもしれません。
その場合は急いで真剣交際に進もうと思わずに、相手と一緒にいるときの自分の状態に意識を向けてみましょう。
忙しいときこそ会いたいと思えるかどうかは、結婚相手を見極める1つの目安になります。
⑥長時間一緒に居ても苦ではない
同様に、長時間一緒にいても苦痛に感じないかどうかも重要です。
短時間のデートでは、相手に合わせて自分をよく見せることも可能ですが、長時間になると自然体をさらけ出す機会が増えてきます。
お互い素の自分でリラックスできないと、長く関係を続けることは難しいでしょう。
真剣交際に進む前に、ぜひ半日デートや1日デートなどをしてみて、疲れないか、無理していないかチェックしてみてください。
長時間一緒にいても疲れない相手かどうかで、真剣交際に進むべきか判断するとよいでしょう。
⑦2人の将来の話をよくするようになった
結婚を前提としたお付き合いのため、2人で生きる将来像をイメージできるかどうかは重要なポイントです。
例えば、結婚後の住まい、子供が欲しいか、結婚後の働き方はどうしたいかなど、将来についての話ができるようになったら、結婚生活がイメージできています。
踏み込んだ将来の話も本音で話せる関係になったタイミングで、真剣交際に進むことを検討するとよいです。
真剣交際で相手のことを深く知り、価値観や結婚後生活についてすり合わせていきましょう。
真剣交際中に相手に確認しておくべきこと3選
ここでは、真剣交際中に相手と話し合っておくべきことについて解説します。
どんなに好きな相手であっても、金銭感覚や生活習慣にズレがあったり、将来のプランに大きな隔たりがあったりすると、関係を続けていくことは難しいです。
幸せな結婚生活を送るために、真剣交際中には生活習慣、金銭感覚、将来のプランニングについてしっかりすり合わせをしておきましょう。
①生活習慣に合わない点がないか
掃除のやり方や便座の上げ下げなどのささいなことでも、積もり積もると関係の悪化につながります。
結婚すれば毎日一緒に生活することになるため、(同棲はNGですが)真剣交際中になるべくお互いの生活習慣を把握するように努めましょう。
具体的には、掃除のやり方や頻度、料理や家事の分担について話し合っておくとよいです。
毎日の料理や家事は負担が大きく、人によって得手不得手があります。
女性だから、男性だから、といった考えに縛られずに、2人で相談して協力しあえる関係を築くことが大切です。
②金銭感覚のズレがないか
結婚を焦る気持ちがあるときこそ、相手の金銭感覚はしっかり確認しましょう。
一緒に家庭を築いていくためには、金銭感覚の一致が不可欠です。
もし相手に浪費癖があったり、反対に極端な節約家だったりした場合、将来や生活の不安から精神的なストレスが生じてしまうかもしれません。
その場合、幸せな結婚生活を続けることが難しくなります。
真剣交際でデートを重ねるなかで、食費や娯楽、衣服などに対する相手のお金の使い方を知っていきましょう。
金銭感覚にズレがあると感じ、話し合いで解決することが難しい場合は、別れる選択肢を検討することも大切です。
③将来のプランニング
真剣交際後は、積極的に将来のプランについて話し合うようにしましょう。
具体的には、結婚後も働き続けたいか、いつ頃結婚したいか、どんな家に住みたいか、子供を欲しいかなどです。
結婚後は、住む場所を含めて生活環境が大きく変化することになります。
「こんなはずではなかった」とならないように、「自分はこうしたい」という結婚生活のイメージを具体的にもち、相手と共有していくことが大切です。
本音で将来に向けて深い話をすることは、お互いの価値観を知る機会にもなるでしょう。
働き方・家事の分担について
女性の場合は、結婚後の働き方について悩む方も多いです。
退職して専業主婦になりたい人もいるでしょう。
仕事を続ける場合も、正社員、契約社員、派遣、パートなどさまざまな働き方が可能です。
結婚後も仕事を頑張りたいのか、家庭と両立しやすい働き方に変えるのか、自分の気持ちを確かめて相手とシェアしていきましょう。
また、共働きの場合は、家事分担をどうするかについても話し合っておくとよいです。
家事は毎日のことであり、相手に不満があるとストレスにつながります。
真剣交際中から家事分担のすり合わせをしておくとよいでしょう。
結婚式や新居について
結婚式や新居についての話し合いも重要です。
結婚式の費用負担で、金銭感覚の違いからケンカになったり、トラブルに発展したりするケースがあります。
また、結婚式の準備を相手が手伝ってくれない、あまり積極的でないといった場合も不満が溜まりやすいため、気をつけましょう。
どんな結婚式にしたいのか、いつ頃式を挙げたいのか、予算はいくらぐらいにするか、真剣交際中に話し合っておくと安心です。
また、結婚後の新居選びについても、何を重視するのかすり合わせておきましょう。
具体的には、賃貸か購入か、通勤の利便性、実家からの距離、設備、セキュリティなど、大切にしたいことをお互い確認しておくとよいです。
新居について話し合うなかで、子供の希望などの将来設計もより明確になるでしょう。
子供の希望について
真剣交際中に子供の希望について相手と話し合うようにしましょう。
結婚後の働き方、住居、お金や保険など、子供がいるかいないかによって将来設計は大きく変わってきます。
子供が欲しいと思っている場合は、いつ頃までに何人欲しいか、高齢出産の場合は不妊治療するかしないかについても話し合っておきましょう。
産休や育休についても、具体的な時期をイメージしておくとよいです。
子供の希望について価値観が違い、お互い妥協できない場合は、結婚が難しくなってきます。真剣交際中にお互いの希望を確認しておきましょう。
プロポーズのタイミングは真剣交際から3カ月が目安
プロポーズのタイミングは人それぞれですが、結婚相談所では真剣交際から3カ月以内に気持ちを伝えることが推奨されています。
婚活中の時間は貴重であり、結婚する気がないのにズルズルと交際を続けることは、相手にも自分にもよくないからです。
真剣交際でお互いを深く知り、価値観のすり合わせができたと感じたら、相手にその気持ちを伝えましょう。
プロポーズは女性側からしてもOKです。女性が覚悟を示すことで男性が結婚を決断できた、というケースも多々あります。
プロポーズの言葉は、シンプルに「結婚してください」や「結婚していただけませんか?」などがおすすめです。
真剣交際中の3つの注意点
真剣交際中は、守らなければならないルールがあります。
具体的には、交際期間の上限、婚前交渉の禁止、別れる場合の伝え方についてです。
ルールを守らないとトラブルになったり、(結婚相談所によって異なりますが)ペナルティで強制退会になったりすることもあります。注意しましょう。
以下で詳しく解説します。
①相談所によっては交際期間に上限がある
多くの結婚相談所が、真剣交際の期間について上限を定めています。
例えば日本結婚相談所連盟(IBJ)の場合、交際期間はお見合いから3カ月間がルールとなっています。
そのほかの結婚相談所も、3カ月~6カ月を交際期間と定めているところが多いです。
婚活中の人にとって時間は大切で、特に女性の場合は妊娠・出産の時期を意識して活動している人も多いでしょう。
こうした配慮から、長期間ズルズルと交際を続けることは望ましくない、と考えられています。
真剣交際には期限があることを意識して、相手との時間を大切にしましょう。
②真剣交際中のお泊り旅行や婚前交渉を禁止している場合がある
真剣交際中は、宿泊を伴う旅行、婚前交渉、同棲を禁止している結婚相談所が多いです。
これらの行為が発覚した場合、成婚とみなされて強制退会となるケースもあります。事前に確認しておきましょう。
このように厳しいペナルティが課される理由は、婚前交渉がトラブルの原因になるからです。
真剣交際になったとしても、相手が身体目的であったり、性交渉後に破局となったりする可能性もゼロとはいえません。
自分自身を守るために、雰囲気に流されてお泊まり旅行や同棲、婚前交渉をしないよう注意しましょう。
③真剣交際後のお別れは結婚相談所の経由が必須
真剣交際まで進んだ場合でも、急に相手に対する気持ちが冷めてしまったり、違和感を感じたりすることはあります。
真剣交際中に相手と別れたいと思った場合は、結婚相談所経由で伝えましょう。
相手に対する礼儀として直接会って話すべきだと考える人もいますが、これはNGです。
相手に引き止められたり、迷ってズルズルと交際を続けてしまったりすることもあり、トラブルの原因になります。
相手も自分も傷つけないように、別れるときは担当カウンセラーを通して伝えましょう。
真剣交際後に破局しないようにするポイント3選
真剣交際に進んだからといって、必ず成婚するわけではありません。
理想と現実のギャップで幻滅したり、価値観の違いや相手の不誠実な言動で別れるケースもあります。
ここでは、真剣交際中に破局しないようにするポイントをみていきましょう。
①相手に理想を抱きすぎない
交際後、自分が思い描いていた理想と相手があまりに違っていた場合、幻滅して別れるケースは多いです。
相手が釣った魚に餌をやらないタイプの人で、思ったよりも優しくなかった、自分を優先してくれない、とショックを受ける人もいるでしょう。
相手の部屋が汚くて幻滅したり、細かいことに口出しされて疎ましく感じたりする場合もあるようです。
完璧な人はいませんから、相手の欠点に気がついても、すぐにダメだと思わずに妥協点を探るようにしましょう。
また、相手に対して過剰な期待を抱かないようにすることも大切です。
②真剣交際中に将来のことやお金のことは確認しておく
結婚前提のお付き合いにおいて、ライフスタイルや金銭感覚、価値観の違いは別れの原因になりやすいです。
上記の「真剣交際中に相手に確認しておくべきこと3選」を参考に、仮交際の段階からお互いの金銭感覚や将来設計、価値観などを確認しておきましょう。
生活スタイルやお金の使い方などの習慣は、なかなか自分で変えることが難しい面があります。
妥協できない価値観の違いを感じた場合は、なるべく早い段階で別れるという選択を検討することも大切です。
③不誠実な言動に気をつける
真剣交際は1人の相手との結婚を前提にしたお付き合いであり、他の人とのデートやお見合いは厳禁です。
しかし、交際中に相手が不誠実な態度をとるケースもゼロではありません。
もし相手が別の人とお見合いしたり、ほかの婚活サービスを利用したりしている兆候があった場合は、注意しましょう。
デート中にずっとスマホを触っている場合なども要注意です。
相手があなたに対して誠実ではないと感じたなら、真剣交際をやめることも検討しましょう。
真剣交際中も、相手の不誠実な言動には注意を続けることが大切です。
真剣交際中は休会がおすすめ!休会サービスがある相談所4選
結婚相談所の料金は決して安くないため、お見合いなどのサービスが利用できない真剣交際中の費用が気になる方も多いでしょう。
ここでは、休会制度があるおすすめの結婚相談所を紹介します。
活動できない期間の会費を節約できますので、賢く休会制度を利用しましょう。
①オーネット
特徴 | ・紹介と検索でたくさんの異性と出会える ・会員限定のパーティーも開催中 |
初期費用 | 43,200円~ |
月会費 | 12,600円~ |
会員数 | 約39,000人 |
成婚率 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社オーネット |
オーネットは45,435人(2022年1月1日現在)の会員数を誇る老舗の結婚相談所です。
スマホがあれば、プロフィール検索やデータマッチングなどのサービスを隙間時間に利用できる点が魅力です。
男女ともに20~39歳の会員が多く、アラサー世代の方には向いているでしょう。
オーネットの休止期間中の月会費は2,200円のみとなっています。
1カ月単位で休止でき、最大12カ月間休止できる点も安心です。
ただし、会員期間1年間につき最大12カ月という点に注意しましょう。
②ツヴァイ
特徴 | ・IBJの会員と出会える ・手厚いサポートが魅力 |
初期費用 | 118,800円~ |
月会費 | 15,950円~ |
会員数 | 約95,000人 |
成婚率 | 42.3% |
運営会社 | 株式会社ZWEI |
ツヴァイは国内でも会員数が多い大手の結婚相談所です。
会員は40代前半までの人が多いため、アラサーやアラフォーの方は同世代の人と多く出会えるでしょう。
また、コンサルタントによる紹介のほか、価値観マッチングやインプレッションマッチングなど、多様なマッチングスタイルがあることも魅力です。
ツヴァイでは休止期間中の紹介が行われないなめ、月会費のうち運営費1,650円(税込)のみがかかります。
1回の休会期間は最長1カ月で、累計6カ月まで取得可能であり、真剣交際中の費用を抑えたい方も安心して活動できるでしょう。
③ノッツェ
特徴 | ・交際後1年1内の成婚率が80%以上 ・月によって申し込める人数毎にプランが変えられる |
初期費用 | 110,000円~ |
月会費 | 4,950円~ |
会員数 | 約11,000人 |
成婚率 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社 結婚情報センター |
老舗の大手結婚相談所であるノッツェは、データマッチングとカウンセラーによる仲介システム、独自のDNAマッチング診断など、会員の希望に合わせた紹介サービスを提供しています。
少人数から100名以上のパーティなど、さまざまなスタイルのイベントも開催されており、魅力の1つになっています。
各世代に応じたプランがあり、シニア層の婚活もサポートしているため、中高年やシニア世代の方にも向いているでしょう。
ノッツェの場合は、1年間の活動期間と6カ月間の活動休止期間が含まれた契約プランになっており、休止期間中は交際料として月活動費と同額の費用がかかります。
④IBJメンバーズ
特徴 | ・約95%が3ヶ月以内にお見合い ・ハイスペックな男性会員が多い |
初期費用 | 252,400円~ |
月会費 | 17,050円~ |
会員数 | 約87,000人 |
成婚率 | 54.5% |
運営会社 | 株式会社IBJ |
IBJメンバーズは、業界最大級の約70,000人の会員数を誇る結婚相談所です。
会員は20代~30代の比較的若い世代が多くなっています。
料金は安くありませんが、カウンセラーによるサポートが手厚いことで有名です。
高収入や有名企業勤務の会員が多いことも特徴であり、ハイスペックな相手と出会いたい方には向いているでしょう。
IBJメンバーズでは、活動休止中の月会費は無料で安心です。
1カ月単位で、最長3カ月間休止できます。
真剣交際中にしっかり相手を見極めて素敵な結婚生活を手に入れよう
この記事では、真剣交際と仮交際の違い、交際中に守るべきルール、真剣交際に進むタイミングなどについて解説してきました。
真剣交際は仮交際とは異なり、1人の相手と結婚を前提にお付き合いするプロセスです。
ただ楽しくデートするだけではなく、結婚を視野に入れてお互いのライフスタイルや金銭感覚、将来設計などについてじっくり話し合いましょう。
真剣交際中はキスやハグなどのスキンシップはOKですが、婚前交渉はNGです。
トラブルの原因となりますので避けましょう。
そのほか、交際期間の上限があることや、別れを切り出す際のルールもあります。
事前に結婚相談所に確認しておくと安心です。
真剣交際中にしっかりと相手を見極め、結婚後の生活について具体的にイメージしていきましょう。
ライフスタイルや将来について本音で深く話し合い、信頼関係を築けたカップルは、結婚生活のトラブルも乗り越えることができるでしょう。
promarry編集部:E Narusawa
婚活・恋愛系ライター。30代独身。婚活している女性の立場から記事を書いています。