「結婚相談所に入会するときに必要な独身証明書って何？」「なぜ結婚相談所だけ独身証明書の提出が必要なの？」
独身証明書において、このような疑問を抱いている人は少なくありません。
マッチングアプリや婚活アプリでは独身証明書は必要ないため、そもそもどのような書類なのかわからない人もいるでしょう。
そこで今回は、結婚相談所において独身証明書が必要な理由、発行するための手順を紹介します。
最後までご覧いただけば、独身証明書を入手する手順や必要な情報が分かるでしょう。
- 独身証明書が必要な理由
- 独身証明書を発行する手順
- 独身証明書を発行する際に必要なもの
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目次
独身証明書とは？なぜ結婚相談所で必要になるの？
引用：独身証明書取得サポート | はじめる婚活・まじめな出逢いならスマリッジ
「独身証明書」とは、その人が独身であり婚姻関係がないことを示す公的な証明書です。
独身証明書は、国際結婚する際の証明書として使われている背景があります。
海外にいながら、日本人であり独身であることを証明する手段として、公的な書類である独身証明書が役立っていたのです。
その延長で日本人同士であっても独身証明書が、現在は誰とも婚姻関係にないことの証明書として利用されるようになりました。
結婚相談所の入会で独身証明書が必要になる理由
マッチングアプリや婚活パーティーなど、結婚相談所以外の婚活では独身証明書の提出が求められる機会は非常に少ないです。
結婚相談所の場合は、以下のような理由から独身証明書の提出が義務づけられています。
- 独身の人だけ活動できるようにするため
- 結婚を本気でしたい人だけ受け入れたいから
- 会員同士のトラブル防止のため
ここから、詳しく見ていきます。
理由を知れば、結婚相談所で活動するメリットも見えてくるでしょう。
独身の人だけ活動できるようにするため
結婚相談所において独身証明書を提出させる1番の理由は独身の人だけ活動できるようにするためです。
マッチングアプリや婚活サイトでは身分証の提示はあるものの、独身証明書の提出まで求めるのは非常に稀で、簡単に既婚者の人も登録や参加できてしまいます。
真剣に婚活したい人にとって、相手が独身かどうか疑心暗鬼になるのは時間のロスですし、不安があるでしょう。
そのため、結婚相談所では独身証明書を提出をしてもらうことで、入会している会員も新規の会員も安心して婚活に専念できるようにしているのです。
結婚を本気でしたい人だけ受け入れたいから
結婚相談所で独身証明書を提出させるのは、結婚を本気でしたい人だけ受け入れたい思いもあります。
独身証明書の取得は手間もかかりますし、費用の負担もあるため、気軽な気持ちで婚活しようと思っている人は面倒になってしまうでしょう。
本気で結婚したい人は、そうした手間やお金がかかっても強い気持ちがあるため、しっかりと独身証明書を取得するのです。
独身証明書を取る労力をかけるくらい、婚活に真剣かどうか試されているとも言えます。
会員同士のトラブル防止のため
独身証明書を提出し、独身であることが公的に証明されていると会員同士のトラブルを未然に防止できます。
独身証明書は本籍地でしか取得できませんし、名前を偽って申請もできません。
そのため、独身証明書で取得された情報でしか結婚相談所には登録できないのです。
せっかく結婚相談所で活動して良い人に巡り会えても、相手が既婚者であればトラブルに発展するかもしれません。
独身証明書を取得してもらうことで、会員同士のもめごとを最小限にできるのです。
独身証明書に書かれている内容はとてもシンプル
独身証明書は、戸籍抄本や戸籍謄本とは異なり、申請者以外の家族に関する個人情報は記載されていません。
- 氏名
- 生年月日
- 本籍地の住所
- 法律によって独身が証明されている旨の文言
- 発行された日付
独身証明書の発行に必要なもの一覧
独身証明書を発行するときは、おもに以下のものが必要になります。
結婚相談所に入会を検討しているときは、早い段階から準備しておくことがおすすめです。
- 独身証明書の申請書
- 顔写真付きの本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカード、パスポート）と印鑑
- 発行手数料
- 返送用封筒
郵送での発行の場合、必要なものがそろっていないとスムーズに独身証明書が発行してもらえないことがあるため、事前に本籍地の自治体では何が必要か、チェックしてから発行手続きを進めましょう。
不備があるとそれだけ結婚相談所での活動スタート時期が遅くなってしまいます。
独身証明書の申請書
独身証明書を発行してもらうための申請書を準備しましょう。
自治体によっては規定のフォーマットがある場合もありますが、必要事項が明記されていれば形式を問わない自治体もあります。
結婚相談所で申請書を準備してくれる場合もあるので確認してみてください。
顔写真付きの本人確認書類と印鑑
運転免許証やマイナンバーカードなど、現住所が確認できる公的書類のコピーと印鑑が必要です。
健康保険証は住所の記載がないため、他の公的書類と組み合わせる必要がある場合もあります。
自治体に申請するため、印鑑も忘れないようにしましょう。
発行手数料
独身証明書を発行するための手数料としては定額小為替が必要です。
定額小為替は郵便局で購入できます。
金額は自治体によって異なりますが、150円から400円程度のところが多いため、事前に本籍地の自治体に確認してみてください。
返送用封筒
返送用封筒も忘れずに準備しましょう。
郵送で手続きをする場合、独身証明書を受け取るのも郵送になります。
そのため、自治体から送ってもらうために返送用の封筒に84円切手を貼付したものを申請書と共に同封するようにしてください。
独身証明書を発行するふたつの方法と手順
独身証明書を発行する方法は、ふたつあります。
- 本籍地のある自治体の窓口で申請をする
- 本籍地のある自治体に郵送で申請する
独身証明書は、本籍地のある自治体での発行となるため、本籍地がどこであるかを確認しておきましょう。
申請の際には本籍地の住所を記入する必要があるため、住民票を発行しておくと便利です。
住民票は現住所のある自治体の役所の窓口でも取得できるほか、マイナンバーカードがあればコンビニでも発行できます。
本籍地のある自治体の窓口で申請して独身証明書を取得する方法
本籍地のある自治体の役所が近くにある人は、窓口で申請することがおすすめです。
窓口で申請すれば、手続きが完了すればその場で独身証明書を発行してもらえるため、すぐに結婚相談所へ入会したい人は窓口を利用しましょう。
窓口で独身証明書を発行するときは、以下のものを用意しましょう。
- 独身証明書の申請書
- 独身証明書を発行する手数料（300円前後）
- 顔写真付きの本人確認書類（運転免許証、マイナンバーカード、パスポート）
- 印鑑（認印）
顔写真付きの本人確認書類が必要なケースが多いため、マイナンバーの通知カードや保険証では対応できない可能性があります。
本籍地のある自治体に郵送で申請して独身証明書を取得する方法
独身証明書は、本籍地がある自治体に郵送で書類を送って手続きをすることも可能です。
あなたの手元に独身証明書が届くまで1〜2週間程度かかる可能性があるため、急ぎの場合は窓口で申請することをおすすめします。
自治体の役所に、郵送で発行するときは以下のものを用意しましょう。
- 独身証明書の申請書
- 顔写真付き本人確認書類のコピー
- 発行手数料分の定額小為替（郵便局で購入可能。指定の料金分入れる）
- 返信用封筒（切手を貼る）
- 送信用封筒（上記の書類を入れて送るための封筒）
注意点としては、定額小為替と切手を貼った返信用封筒の準備です。
発行手数料がいくらかかるのかは、あなたの本籍があるWEBサイトで確認をしてみてください。
Googleで「◯◯市（または区） 独身証明書」と検索をすれば、自治体のWEBサイトが表示されます。
独身証明書を発行する際に必要な「申請書」の書き方
ここまで紹介したように、独身証明書の発行には申請書が必要です。
独身証明書の申請書は、あなたの本籍地がある自治体のWEBサイトを確認しましょう。
申請書は結婚相談所のWEBサイトでも発行できますが、各自治体が用意しているフォーマットを使うと間違いなく記載できます。
独身証明書を申請する場合、ここで記載している項目が必要なため、本籍地が記載された住民票を見ながら記載しましょう。
- 申請をする相手（上部に「長殿」と記載されているため、横浜市長殿などと記載）
- 申請日（記入日でOK）
- 現住所
- あなたの氏名
- 連絡先
- 生年月日
- 本籍地の住所
- 筆頭者氏名（戸籍の最初に名前が書かれている人。独身者であれば両親または祖父母であることが多い）
独身証明書の取得に関するよくある質問と答え
結婚相談所での婚活を検討しているときに初めて、独身証明書の名前を聞いた人も多いはずです。
日常生活の中で使用することはないため、そもそも発行方法すら知らなかった人は多いでしょう。
わからないことがたくさんある独身証明書に関する、よくある質問とその答えを紹介します。
- 独身証明書は代理人が受け取れる？→受け取れます！
- 窓口だと独身証明書の発行が恥ずかしい…→対面のほかに、郵送でも発行可能です！
- 独身証明書なしで入会できる結婚相談所はある？→ほとんどありません
- 独身証明書はコンビニで発行できる？→できません
- 独身証明書の代わりになるものはある？→基本はなし！結婚相談所によっては代用可能な書類あり
- 独身証明書以外にも結婚相談所入会に必要な書類はある？→あります
Q.独身証明書は自分以外の人（代理人）による受け取りは可能？
申請の際に必要な委任状には、代理人は以下の項目を記入する必要があります。
- 代理人の氏名
- 代理人の住所
- 代理人の生年月日
- 代理人による押印
- 委任事項（この場合は、独身証明書の申請を委任するという内容にする）
これに加えて、代理人の身分証明書が必要です。
一度ですべて手続きを済ませるためにも、書類や代理人の持ち物に不備がないよう準備しておいてくださいね。
委任状は原則として、請求者であるあなたがすべて記入しましょう。
Q.窓口だと独身証明書の発行が恥ずかしい…
窓口で申請するより時間はかかりますが、恥ずかしい思いをすることはないでしょう。
Q.独身証明書がなくてもOKな結婚相談所ってあるの？
冒頭で説明しているとおり、既婚者が紛れてトラブルにならないため、サービスの質を担保するために独身証明書を提出します。
一部の結婚相談所や、婚活サービスでは身分証明書のみで入会できるものもあります。
またマッチングアプリや婚活アプリでは、基本的には独身証明書の提出は義務づけられていません。
Q.独身証明書はコンビニで発行できる？
コンビニでは、マイナンバーカードがあれば住民票や印鑑登録証明書、各種税証明書、戸籍証明書のみ取得できます。
Q.独身証明書の代わりになるものはある？
しかし、結婚相談所によっては独身証明書の代わりに戸籍謄本や戸籍抄本の提出を認めていることもあります。
戸籍に関わる書類には婚姻歴が必ず記載されているため、婚姻関係があるか分かるためです。
しかし、独身証明書をとるのと大して手間は変わらず、それであれば独身証明書を取得するのが良いでしょう。
結婚相談所によって考え方は異なるため、入会を検討している相談所の担当者に聞いてみるのがおすすめです。
Q.独身証明書以外にも結婚相談所入会に必要な書類はある？
結婚相談所はマッチングアプリとは異なり、スタッフがプロフィールの真偽をしっかり確認し照合が取れた方のみ入会ができます。
下記は一部例です。
独身証明書以外の必要書類は結婚相談所ごとに異なる部分があるので、実際に申し込み予定の結婚相談所に確認をしてから用意をしましょう。
独身証明書は結婚相談所で必要！取得してスムーズに婚活しよう
- 独身証明書は、トラブル防止やサービスの質を担保するために必要な書類
- 独身証明書を手に入れる方法①本籍地のある自治体役場の窓口 ②郵送による申請
- 独身証明書の申請をする時は、住民票があればスムーズに書類が作成できる
本籍地のある自治体役場に行かなければならないことは面倒ですが、手元にすぐ用意しなければならない場合を除いて、郵送で申請をしてもよいでしょう。
地元を離れて一人暮らしをしている人は、独身証明書を取得するだけのための時間はなかなかとれませんよね。
これから結婚相談所に入会しようとしている人は、早めに独身証明書を取得して、スムーズに婚活を始めませんか？
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結婚相談所・恋愛系ライター。アラサー世代。結婚したい女性の目線で記事を書いています。結婚相談所の取材も行います。
promarry編集部：Ayumi
