マッチングアプリ、友人からの紹介、合コンなど、婚活の方法にはいろいろなものがありますよね。
いろいろ試してみたけどなかなかいい出会いに巡り合えないという方が、結婚を視野に入れた出会いを探すために考える最もポピュラーな方法の一つは結婚相談所に入会するという方法ではないでしょうか?
ただ結婚相談所は、他の方法に比べて高額です。
入会を考えている方の中には「結婚相談所にはろくな男がいないと聞くけど真相は?」と、せっかく入ってもお金を無駄にしてしまうのではと考えて一歩踏み出せない方も多いかもしれません。
この記事ではそんな入会を迷っている方に向けて、「結婚相談所にはろくな男がいない」についての真相を実際のエピソードとともに紹介していきます。
関連:結婚相談所にはどんな男性が登録している?特徴・年齢層・職業を徹底解説
目次
「結婚相談所にはろくな男がいない」の真相は?
結婚相談所に入会した友人から、「結婚相談所には自分の好みの人はいなかった…マッチングアプリのほうがいい人は多い」という話しがあります。
ですが、本当にいい人が全くいないのであれば、結婚相談所というサービスそのものが成立しません。
そのため、「結婚相談所にろくな男がいない」とうのは婚活をしているすべての女性にとっての真実ではないと考えられます。
世の中には結婚相談所を通じて結婚している人はたくさんいる
実際に、結婚相談所を通じていい出会いに巡り合えたという方はたくさんいます。
本当に結婚相談所にいい男性が登録していないのであれば、このような実績にはなりませんよね?
また「ろくな男がいない」と言っている女性と、あなたの価値観はまったく同じではありません。
相手に求めるものや、好みのタイプは人によって千差万別です。
なので他人の価値観による「ろくな男がいない」という言葉にそこまで反応する必要はないのではないでしょうか。
「結婚相談所にはろくな男がいない」と感じてしまう理由5選
しかし、「結婚相談所にろくな男がいない」と言っている人が多数いるのも事実です。
そのように感じてしまう理由には以下の5つが考えられます。
- スペックのいい男性はすぐに成婚退会してしまう
- 自分が対象にしている年齢より上の人からの申し込みが多い
- 人気のない男性が退会できずに残っている
- 結婚相談所に入会してみたが、婚活がうまくいっていない
- そもそも結婚相談所にはろくな男がいないというネガティブな気持ちがある
①スペックのいい男性はすぐに成婚退会してしまう
誰から見ても魅力的なスペックの男性は、当然ですが人気があります。
お見合いを申し込んで受けてもらえる機会が多いし、女性からの申し込みも多いでしょう。
入会してすぐに多数の女性に会えるということは、早めにいい相手と出会う可能性が高いということです。
そのため、いい男性はさっさと成婚退会してしまうことが多いのです。
②自分が対象にしている年齢より上の人からの申し込みが多い
結婚相談所のネガティブなイメージの一つに、女性は自分よりも年齢の高い相手からしか申し込みがこないというものがあります。
実際には同世代の男性から申し込みがくることもありますし、自分が申し込みをすることで同世代の男性と出会うチャンスはあります。
ですが、自分が対象としている年齢よりも10歳や20歳上の男性からの申し込が多いと、結婚相談所にはろくな男がいないと感じてしまうかもしれません。
③人気のない男性が退会できずに残っている
女性が男性に対して求めるものは人それぞれに違います。
ですが、求めないものには共通する部分が多くあります。
そのため、登録している男性の中にはどうしても人気のない男性が一定数存在します。
そういう男性は長い間結婚相談所に登録していてもなかなか相手に出会うことができずに残っています。
そのため会員のプロフィールを見ているとどうしても人気のない男性のプロフィールが多く感じでしまうのです。
④結婚相談所に入会してみたが、婚活がうまくいっていない
「今度こそ結婚できるはず」と希望を抱いて結婚相談所に入会したのになかなかピンとくる人に出会えずうまくいっていない女性も、ろくな男がいないと感じてしまうでしょう。
いい出会いがないのはろくな男がいないせいだと、ついつい自分以外の要因のせいにしてしまいがちです。
もちろん実際に自分の希望に合った人と出会うことは難しいものです。
ですが、いい男がいないと決めつける前に、一度自分自身の理想を振り返ってみる機会を持つといいかもしれません。
相手に求めるスペックを気にしすぎていないか
相手に求めるスペックが高すぎることはないでしょうか?
理想を明確にしておくことは婚活を進めるうえでとても重要なことです。
しかしあまりにも理想を求めすぎて、少しでも理想から外れている男性に目を向けないのは少しもったいないかもしれません。
理想を考えるときは、最初に絶対に譲れない条件はなにかを考えてみましょう。
そしてその条件だけ達成していれば、他は少し目をつぶるぐらいの気持ちでお相手を探してみてはどうでしょうか?
今までよりも選択肢が広がりたくさんの人に出会えるようになるかもしれません。
関連:【男女別】結婚相談所で「高望み」認定されてしまう条件とは?
結婚相談所に登録するタイプではない男性を探していないか
あなたの理想の相手はそもそも結婚相談所に登録しているタイプの男性でしょうか?
誰もが惹かれるような容姿の男性は結婚相談所に登録していなくても相手は見つかりますし、20代前半の若い男性はまだ結婚を考える人が少ないため結婚相談所にはほぼ登録していないでしょう。
もしもあなたが理想とするタイプが結婚相談所に登録するようなタイプでないとしたら、理想を見直すか、相手を探すフィールドを変える必要があるかもしれません。
婚活を進めるには、ある程度の自己分析と戦略が必要になりますよ。
⑤そもそも結婚相談所にはろくな男がいないというネガティブな気持ちがある
思い込みは思った以上に人に影響を与えるものです。
もしもあなたの中に、「結婚相談所に登録するような男はろくでもない人ばかりだ」という思い込みがあるとしたら、実際にいい人がいたとしても見逃してしまう可能性があります。
特に学生時代からのカップルや職場恋愛の末に結婚したカップルに対してコンプレックスのある方だと、結婚相談所に入らなければ結婚できないという引け目からそのように感じる可能性が高いです。
実際には結婚相談所で出会って幸せな結婚生活を送っている人はたくさんいますし、学生時代の恋人と結婚したけど離婚する人もいます。
要は出会い方はそれほど重要ではなく、大切なのはその後の結婚生活を幸せに過ごせるかということです。
ぜひネガティブな思い込みは一度捨てて、お相手探しをしてほしいと思います。
結婚相談所を利用している人の声
実際に結婚相談所を利用して成婚に繋がった話と、変な人に出会った話をそれぞれ紹介します。
どちらのケースもあるということを理解したうえで、前向きに婚活に取り組んでいただきたいと思います。
素敵な人と結婚に繋がったパターン
まずは結婚相談所に入会して結婚することができた方のお話です。
もう無理かなと思っていたとき、担当カウンセラーから「私が担当している会員さんで、よい人だからあなたに一番最初に紹介したかった!」とお相手を紹介していただき、全く好みではなかったし住んでいる場所も遠かったですが、なんだか落ち着くなと思ううちに惹かれてトントン拍子に話が進みました。
あとから話を聞くと、相手の男性は私が初めてのお見合い相手だったそうです。
約2年と長い活動期間でしたが、無事成婚退会することができました。
初めからいい人ではないと決めつけずに、一度会ってみることで運命が変わることもあるでしょう。
結婚相談所で変な人に出会ってしまったパターン
続いて、結婚相談所で変な人に出会った方の話を紹介します。
後日談ですが、いまは最終的に相手が見つからず、結婚相談所を開いたそうです。その人のブログを拝見したのですが、女性の悪口や当時のお見合いの実録を、まるで勲章のように毒づいており、すごく変な人でした。
いい人もいれば、やはり変な人もいることが分かります。
ただ、結婚相談所に登録している男性が全て変な人というのはありえません。
変な男性に当たってしまってもたまたま運がなかったと思って、他の方と会ってみることをおすすめします。
ろくな男がいないと思ったときに試してみたいこと
この記事を読んでも「やっぱりろくな男がいない」と感じでしまった場合は、以下のようなことを試してみてはいかがでしょうか。
- 自分のプロフィールをアップデートする
- 相手に求める譲れない条件を考えてみる
- 自分からも積極的に申し込みを送ってみる
- 結婚相談所以外の婚活を試してみる
失敗は成長の元といいますが、ネガティブな経験からはそのぶん学べることが多くあります。
ぜひその経験を活かして、婚活の方法をアップデートしていきましょう。
自分のプロフィールをアップデートする
あなたのプロフィールは登録したときから更新しているでしょうか?
小まめに更新する必要はありませんが、ある程度の期間が過ぎてもいい出会いがない場合は一度見直してみてもいいかもしれません。
写真を変えたり自己PRの文書をアップデートすることで、今まであなたに申し込みをしていなかった男性からの申し込みがくる可能性があります。
どのように変えたらいいか分からない場合は、結婚相談所の担当者に一度相談してみてはいかがでしょうか。
いいアドバイスがもらえるかもしれませんよ。
関連:【例文付】結婚相談所で魅力的に思われるプロフィール・自己PRの書き方
相手に求める譲れない条件を考えてみる
記事の最初にも書きましたが、相手に求める条件を絞ってみるのもいい方法です。
例えば、「今までは年収を500万円以上で考えていたけど、共働きだし相手の年収は400万円以上あればいい」「身長は170cm以上ほしいと思っていたけど、一緒にいて優しい人なら身長は関係ないかもしれない」など、よく考えていたらそれほど重要じゃない条件が見つかるかもしれません。
絶対に譲れない条件だけ決めておいて、そこをクリアしている男性とはとりあえず会ってみるというルールを作ってみると、今までにないタイプの男性が案外あなたに合っていることに気がつくかもしれません。
関連:【男女別】結婚相手の条件|大切な条件と妥協すべきポイントの見分け方
自分からも積極的に申し込みを送ってみる
デートの誘いも、告白も男性からしてほしいという女性は多いと思います。
ですが、それって本当にそうでなくてはならないでしょうか?
筆者の周りでは、いいなと思った男性がいたら自分から積極的に誘える女性のほうが圧倒的に幸せをつかんでいます。
断られたらショックというのは男性も同じですし、断られたとしてもあなたに問題があったわけではなくてご縁がなかっただけのことです。
積極的に申し込みをすることで、自分の理想の人と出会える確率が高まるかもしれません。
勇気をもっと行動してみましょう。
結婚相談所以外の婚活を試してみる
上に書いたことを試してもやっぱり上手くいかない場合は、一度結婚相談所での婚活をお休みしてもいいかもしれません。
冒頭にも書きましたが、婚活の方法は結婚相談所に登録するだけではありません。
マッチングアプリでも、合コンでも結婚に至ったカップルは大勢います。
また、思い切って婚活そのものを休んでみたら意外な出会いがあってすぐに結婚したという話も聞いたことがあるのではないでしょうか。
辛いのに無理して続けても精神的にきついですし、焦ってネガティブな気持ちのときほど物事はうまくいきません。
またやってみようという気持ちになるまで一度お休みしてみることも考えてみましょう。
関連:結婚相談所と婚活アプリの違いとは?併用するメリット・デメリットも紹介
結婚相談所と婚活パーティーを徹底比較|それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説
思い込みを捨てて、一歩踏み出すことも重要!
この記事では、「結婚相談所にはろくな男がいない」と思っている方に向け実際のエピソードを交えて紹介してみました。
何事も自分の気持ち次第でポジティブにもネガティブにもなります。
せかっくお金と時間をかけて婚活をするからには、あなたにとって意味のあるものにしたいですよね。
まずは「結婚相談所にはろくな男がいない」という思い込みを捨てて、前向きな一歩を踏み出してみましょう。
「どんな人に出会えるんだろう」とワクワクした気持ちでいる人に、神様は微笑んでくれると思いますよ。
promarry編集部:akira
自身も複数のマッチングアプリを経験。婚活を頑張るすべての女性を応援したい。読者の役に立つ記事を実体験も含めて書いています。