良い出会いを探しに結婚相談所へ入会する人のために。今回は結婚相談所で失敗しないための秘訣を解説していきます。
実際に結婚相談所で失敗してしまったエピソードを交えながら、失敗しやすい特徴などを解説するのでぜひ参考にしてみてください。
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目次
結婚相談所で失敗してしまう人の特徴
結婚相談所に登録することを考えている方の中には、お金を払っても良い相手が見つからないのではないかと不安に思っている人もいるでしょう。
やはり残念ながら登録者が100名いたとして、100名すべてがカップル成立するわけではありません。
しかし結婚相談所で婚活に失敗してしまう人には、ある共通点があります。
・上手くいかない原因を周りのせいにする
・相手に求めてばかりいる
・プライドが高い
・結婚に焦りすぎている
・コミュニケーション力が低い
・自ら行動しない
・カウンセラーと相性が合わなかった
・結婚相談所のシステムが合わなかった
ここでは婚活に失敗しがちな人の特徴をまとめています。今から婚活を真剣に始めようと思っている人は、対策も含めぜひ参考にして素敵な出会いを作ってください。
自然と見下してしまっている
結婚相談所に登録して婚活に失敗する人は「結婚相談所をバカにしている人」です。
結婚相談所に登録している人をモテない人だと決めつけたり、結婚相談所自体を少々見下したりするのです。
自分も結婚相談所に登録しているのになぜ?と思うかもしれませんが、「私は試しに入ってみただけ」など最初から上から目線で婚活をしている人によく見られる特徴です。
最初から紹介される人を見下しているので、相手が好感を持つはずがありません。
上手くいかない原因を周りのせいにする
結婚が決まらないと言い訳にしがちなのが「この結婚相談所にはいい人がいない」や「私の好みがわかっていない」などです。
カウンセラーはあなたの理想を理解しつつ、最適な相手を探してくれます。しかし男性も女性も相手に選ばれる立場には変わりありません。
なぜ婚活がうまくいかないのか人のせいにばかりせず、自分のどこがいけないのか一度立ち止まって考えてみなければ今後も婚活は難しいでしょう。
相手に求めてばかりいる
相手に求めすぎなのも婚活で失敗する大きな原因です。結婚相談所では最初のヒアリングでどんな男性が良いのか、男性に対する条件を聞かれます。
より具体的に条件を伝える方が結婚相談所の相談員も分かりやすいとはいえ、年収、学歴、職業、身長などなど細かく条件を絞ってしまえばハードルが上がってしまうばかりです。
結婚するのですから例えば外見よりもお互いの価値観や、親の老後についての考えなど、もう少し結婚してから問題になることを先に考えたいですね。
結婚相談所のカウンセラーはマッチング経験が豊富ですから、自分の条件ばかり付きつけず相談員のアドバイスを聞いてみるのもおすすめです。
プライドが高い
プライドが高い女性も相手に多くのものを求めがちです。せっかく良さそうな人を紹介されてもプライドが高くいろいろと難癖をつけてしまうのです。
もちろんプライドが高い女性には、容姿もよく年収も安定している人が多いので自分に自信がある人が多いのも確か。
だからといって、私に「ふさわしい男性」なんて考えていると、どうしても高慢な態度が出てしまうものです。
しかし結婚は生活ですから、穏やかで一緒にいてリラックスできる人をお相手に選んだほうが結婚生活の満足度は高くなる傾向にあります。高嶺の花を演じていると近寄りがたく良いご縁もなかなか訪れません。
あなたの理想と現実が本当に釣り合っているのか、一度客観的に考えてみるとよいでしょう。
結婚に焦りすぎている
結婚に焦っている人は案外婚活に失敗するものです。せっかく良いご縁を求めて結婚相談所に来ているのに、焦っているあまりにすぐ妥協してしまい相手のことを深く知る前に結婚してしまうというものです。
話が合わない、価値観が違うような気がする、一緒にいて楽しくない…など、結婚前に感じる違和感は、結婚しても解消されることはありません。
それどころか結婚生活が始まるとその溝は深まっていくばかりです。相手に条件ばかり付きつけるのもいけませんが、かといって妥協ばかりもいけません。
せっかく結婚相談所に来ているのですから、焦らずにカウンセラーやご縁を信じてしっかりと自分に合う人を探しましょう。
コミュニケーション力が低い
結婚相談所に登録して一番大切なのは最初のヒアリングです。カウンセラーと相手に求めるものや条件について話すだけでなく、自分のアピールポイントもまとめていきます。
しかしコミュニケーション能力が低いとこのヒアリングが大きなハードルになります。
どんな人が良いのか消極的過ぎて伝えられない、また自己アピールが苦手で自分の長所をうまく伝えられないとなると、マッチングも難しくなります。
人見知りの人は初対面のカウンセラーに話をするだけで緊張するものですからある意味仕方がないのかもしれません。
とはいえ、伝えられなければ良い人と出会える可能性も低くなります。そのためコミュニケーション力を持っていない人は結婚相談所で失敗しやすいのです。
自ら行動しない
結婚相談所に登録すればすべてカウンセラーが手筈を整えてくれると思ったら大間違いです。
もちろん条件に見合う人をリストアップして紹介してもらえますし、デートの約束や日程の調整はしてもらえます。
ただ相手に会ってから連絡を取り合うのは個人の問題ですよね。「いい人だな」と思っても、自分から積極的に連絡を取ろうとしなければ、せっかくのご縁も遠のいてしまいます。
もしかして「自分に興味ないのかな?」と相手に誤解されてしまうかもしれません。
ある程度はカウンセラーが面倒を見てくれますが、やはり大切なところは自分で行動することが大切なのです。
カウンセラーと相性が合わなかった
結婚相談所のカウンセラーとはいえ、やはり人間ですからどうしても相性はあります。
たまたま相性が合わないカウンセラーが担当になってしまうと、残念ながら婚活がうまくいかないこともあるのです。
また人によっては対応やサポートに対して不満に感じることもあると思います。しかし結婚相談所にカウンセラーは一人ではありません。
一生に一度の問題なのですから、どうしても担当カウンセラーと合わない場合や対応に不満な場合は変えてもらいましょう。
結婚相談所のシステムが合わなかった
そもそも結婚相談所は出会いから成婚までをサポートしてくれるものです。そのため相手の印象や交際状況などを結婚相談所に逐一報告する必要があります。
お相手と出会ったあとはそっとしておいてほしい、という人には少々結婚相談所のシステムは煩わしく感じてしまう場合もあるようです。
入会前に自分の性格もよく考慮して結婚相談所での婚活を選択しましょう。
▶結婚相談所で真剣交際がうまくいかない理由も併せてチェック!
結婚相談所で失敗して後悔したエピソード
結婚相談所で失敗しやすい人の特徴をみてきましたが、ここでは実際に起きてしまった失敗談を紹介していきます。
今後、婚活を成功させるためにも他人の失敗談から何が悪かったのか学んでおきましょう。
自慢話に聞こえてしまった

しかし結果は伴わず…、2回目はありませんでした。
カウンセラーさんから聞くところによると、一生懸命アピールしたつもりが彼女にはただの自慢話にしか聞こえなかったようでうんざりしてしまったそうです。
思い出してみると、緊張していたせいで自分ばかり話していたような気がします。キャッチボールができていなかったんですね。独りよがりで申し訳ないことをしました。
価値観がうまく伝わらなかった

めでたく意気投合し、結婚の話を進めようかと思える女性を紹介してもらえたのですが、ある時その女性は仕事をしたい人だと分かりました。
彼女は家に入ってほしいという僕の考え方は古いといい、二人の価値観のズレは埋まりませんでした。
考えてみるとカウンセラーの方には女性の好みや条件に関して話をしましたが、専業主婦になってほしいという考えは伝えていなかったように思います。
結婚に関することなので、どんな結婚生活を送りたいかそこまでしっかり伝えておくことも大切なんだな…と別れた後に後悔しました。
1人に決められなかった

結婚相談所に登録してすぐ、何人かの男性を紹介されました。書類だけでは分からないのでとにかく会ってみようと全員にお会いしました。
でも皆さんどの方もよくて、何回か食事をしながら相手を絞りこもうと思っていたのですが…
複数の人と会っていると一人の人と会う期間が空いてしまうので、自分が選んでいるつもりだったのに、結局相手に断られてしまいました。
よく考えたら相手に紹介されるのも私だけじゃないんですよね。素敵な男性を数人紹介されていい気になっていたなと反省しています。
理想が高すぎた

子供が欲しいので、習い事や教育のことを考えると相手の男性には1000万円ほどの年収が理想です。もちろん安定した職業で福利厚生もしっかりしているところがいいですね。
…とこの調子でカウンセラーさんに話をしていたら、やんわりとですが難しいといわれました。
でも理想の結婚相手を見つけるために多額の会員費を払っているのであって、妥協するためではありません。
何度か男性を紹介されましたが理想とは程遠く、相談所を変えてみようかなと思っています。
婚活に身が入らない

私のイメージでは結婚相談所で紹介された女性と会い、気が合えばもう結婚の話を進めるくらいだったのですが、そうもいかず…
仕事のことを考えると女性と何度も会うのは面倒で、次のデートにつながらないんです。結局デートの日程調整が面倒で最終的に振られてしまうことが続いています。
見た目もそこそこ、年収もあるので条件としてはいいほうだと思うのですが、うまくいかないですね。
結婚相談所で失敗しないために
このように結婚相談所に入会しても、婚活に失敗することもあるのです。ではどうしたら失敗せず、素敵な相手と結婚まですすめるのでしょう?
・自分に合った結婚相談所を見極める
・積極的に行動する
・自分を追い込みすぎない
・結婚はゴールではない
ここでは結婚相談所の心得を紹介していきますから、ぜひ心に留めて良いご縁につなげてください。
謙虚さと誠実な心を忘れない
自分の自慢話は封印して、相手の話を聞くように心がけましょう。
相手の話を誠実に聞くためには謙虚さが不可欠。
謙虚で誠実な態度こそ、相手に好印象を与えるものです。
自分に合った結婚相談所を見極める
料金のことだけでなく、自分の性格や好みに合わせて結婚相談所を見極めましょう。
年収や職業など、自分が相手に求める条件に見合う人が会員にいるのか、カウンセラーのサポートシステムはどうかなど、細かいところまでチェックすることをおすすめします。
積極的に行動する
わがままになるのはよくありません。しかし何も言わないのもまたご縁が遠くなります。
担当カウンセラーとしっかりコミュニケーションをとるのはもちろんですが、譲れない条件などははっきりと伝えましょう。
また、紹介されたお相手が気に入った場合、自分から積極的に連絡をとり好意を伝えることも大切です。
自分を追い込みすぎない
結婚したいという強い気持ちは悪くありません。だからといって自分を追い込んでしまっては良い結果が生まれません。
焦りは禁物です。結婚相談所に入会したからにはじっくりと選んで、迷ったり不安に感じたりする場合はカウンセラーに正直に相談しましょう。
追い込まれると一人で抱え込みがちですが、人に話をすることで正しい判断をすることができるのです。
結婚はゴールではない
結婚したい人が犯しがちなミスは「結婚がゴール」だと思ってしまうことです。しかし結婚は生活。結婚してからが本番です。
結婚することばかりにとらわれていると、いざ結婚した時に「こんなはずじゃなかった…」と後悔するハメになってしまいます。
そうではなく、結婚後どのような生活、家庭を築きたいのか、お互いの価値観のすり合わせを含め具体的なビジョンをもって挑みましょう。
失敗を糧に婚活を成功させよう!
初めての婚活で幸せをつかめるのなら最高です。しかし多くの人は失敗経験を乗り越え、最終的に幸せを勝ち取るものです。
一度の失敗にめげず、失敗から学び次の出会いにつなげましょう。