結婚相談所には、全国各地から結婚を望む男女が集まっています。
そんな中で、近場のお相手だけではなく、何十キロも離れたお相手と出会う可能性もあります。
「結婚相談所で出会った遠距離の人とフィーリングが合いそう、でも実際のところ遠距離婚活で本当に結婚できるの?」と不安な方もいるでしょう。
今回は、結婚相談所での遠距離婚活がうまくいくポイントや、お見合いの流れ、交際のコツを紹介します。
- 遠距離婚活のメリットやデメリット
- 遠距離でのお見合いの進め方やマナー
- 遠距離での交際を成婚に導くコツ
目次
結婚相談所の遠距離お見合いの流れ
- ① カウンセラーから遠距離の相手の紹介
- ② 遠距離の相手からのお見合いの申し出
基本的には結婚相談所では、近距離で条件に合いそうな相手から紹介してもらえます。
とはいえプロフィールを見ていると遠距離の人で合いそうな人が見つかることもありますし、ときには遠距離の人から問い合わせを受けることも。
特に合いそうな遠距離の人を結婚相談所の担当者に勧めてもらう場合もあります。
どうしても近距離でないと結婚できない方はお断りしても構いませんが、遠距離でもこだわりがないならお見合いを受けてみるのもよいでしょう。
実際に遠距離で成婚している例も多いです。
遠距離でもお見合いをセッティングすることはできますが、一度申し込みすると基本的にキャンセルはできません。
申し込み後のキャンセルはマナー違反です。また、キャンセル料が発生する場合もありますので「やはり遠すぎて行けない」となる前に慎重に検討する必要があります。
関連:結婚相談所におけるお見合いの断り方|好印象で失礼にならない方法を紹介
結婚相談所の遠距離婚活のメリット・デメリット
- ① 出会える相手が格段に増える
- ② 住みたい地域に住める
遠距離婚活を視野に入れると、出会える相手が格段に増えるのがメリットです。特に地方に住んでいる女性の場合、都会に住む男性も結婚相手候補になると出会いの幅が大きく広がります。
どうしても自分の住む地方で結婚相手を見つけたいという人にとってはメリットにはなりませんが、結婚して都会暮らしをしてみたいという方にとってはメリットが大きいでしょう。
- ① 会う時間の調整が難しい
- ② 交通費がかかる
一方で、せっかく相性が良くてもお互い遠くに住んでいてなかなか会えないというのはデメリットになります。
交際して愛を育む段階で、お互い忙しい中で予定を合わせて高額な交通費もかけるというのがネックになってしまうカップルもいます。
結婚相談所の遠距離お見合いのポイント
結婚相談所で遠距離お見合いを行う場合には、気をつけたいポイントやコツがあります。
近距離では出会えない人とも出会える可能性が広がります。しかしお金や時間、労力がお互いにかかってしまうのは事実なので、配慮も必要です。
関連:結婚相談所のお見合い体験談をご紹介|体験談から成婚のコツを掴みましょう!
- 現実的にお見合いや交際が可能な相手を選ぶ
- 一度に複数人とお見合いを組んでしまうのがおすすめ
現実的にお見合いや交際が可能な相手を選ぶ
遠距離の相手ではお見合いも気軽にというわけにはいかないので、ちょっと気になっただけの相手とのお見合いはまだ見合わせておきましょう。
現実的に交際が可能そうな相手や、どうしても気になる、ぜひともお見合いをしたい相手だけを選びます。
遠方で気になる段階の相手がいたら結婚相談所の担当者に相談してみて、実際にお見合いするかどうかはじっくり決めましょう。
一度に複数人とお見合いを組んでしまうのがおすすめ
遠距離だと、交通費や時間の問題でそう頻繁に行き来することは難しいものです。
東京や大阪、札幌、名古屋など大きな都市でお見合いをいくつか組める場合は、休日や出張時にまとめてスケジュールを立てれば負担も少なくなります。
相手も遠方から足を運んでいる場合があるので、お断りする際は丁重に。気軽にではなく、本当に気になる相手のみピックアップしてお見合いを組みましょう。
結婚相談所の遠距離お見合いQ&A
結婚相談所の遠距離お見合いで、よくある疑問点をQ&Aにまとめました。
手土産は必要か、遠方から来てくれた相手の交通費はこちらが支払うのか、気になる点をクリアにしてからお見合いに臨んでください。
Q1. 遠距離お見合いの場所は?
お相手のいる地域に行くのか、その中間かはお相手との連絡次第になります。
とはいえ、遠距離のお見合いの場所にルールは特にないので、それぞれの事情にも配慮した上で柔軟に決めてください。
関連:結婚相談所のお見合い場所の選び方|待ち合わせから席の確保まで細かな部分も徹底解説
Q2. 手土産を持っていく必要は?
お菓子など、形に残らないものが望ましいです。
遠方から来てもらった場合に「帰りの新幹線でどうぞ」といった形で手土産を渡すのもおすすめです。
予算は500円から1,000円以内で十分です。豪華なものや形に残るものは重たく感じられてしまうので、避けるのが無難です。
関連:結婚相談所のお見合いに手土産は必要?渡すメリットやおすすめの品もご紹介
Q3. 遠方から来た相手の交通費はどちらが払う?
遠方から来てもらった相手の交通費はこちらが出さないといけないのか、と迷ってしまう方もいますが、基本的には交通費は移動する本人持ちになります。
ただし、女性が移動して遠距離お見合いをする場合は、結婚相談所に話を通して相談する形で交通費を援助してもらえるケースもあります。
結婚相談所の遠距離交際を成婚に導くコツ
遠距離お見合いでせっかくいい相手を見つけたのに結婚が難しかった、というケースも少なくはありません。なかなか直接会えないぶん、お互いの努力が必要です。
遠距離交際から成婚に導くために気をつけたい点を紹介します。運命を感じたその相手とのご縁を大切に、結婚まで絆を深めてください。
- コミュニケーションを頻繁に取る
- 時間は短くても定期的に会う回数を設ける
- デートの計画は早めに決めておく
- 相手の金銭的負担を考慮する
- 結論は早めに出す
コミュニケーションを頻繁に取る
遠距離交際から破談につながる原因として非常に多く挙げられるのが、コミュニケーション不足です。
なかなか会いに行けないこともあり、自分に親しみを感じてもらうのも難しい面があります。
数日に1回はメールのやりとりをしたり電話をしたりなど、無理のない範囲でコミュニケーションを取りましょう。LINEやビデオ通話を利用して身近に感じてもらうのも手です。
時間は短くても定期的に会う回数を設ける
会わない期間が続くと、お互いを深く知ることができないまま婚活期間が延びてしまうだけです。
遠距離で交際するなら、少なくとも月に1、2回は定期的に会えるのが望ましいです。
時間は短くても週に1回など、定期的に会う回数を設けましょう。
デートの計画は早めに決めておく
遠方からデートに出かけるのは費用も時間もかかるものです。急に予定を決めても相手が対応できるとは限りません。
デートの計画は早めに決めて、相手に伝えるようにしましょう。
早めに決めることで、相手も余裕を持って交通手段や宿泊施設などを押さえることができます。
関連:結婚相談所のデートで割り勘はあり?婚活中に知っておくべき暗黙のルールをご紹介
相手の金銭的負担を考慮する
遠距離の交際はお金がかかるからと、相手にこちらへ来てもらってばかりでは破談になりかねません。
相手の金銭的負担を考慮してデートに臨みましょう。何回かに1回は自分が足を運んだり、手土産を用意したり、来てもらえることへの気遣いを表します。
こちらが女性で相手が収入の多い男性という場合でも頼り切りは禁物です。「自分の財布を当てにしている」と敬遠されてしまうこともあります。
結論は早めに出す
この人とは付き合い続けられない、結婚したいとは思えない、と感じたなら、結論は早めに出しましょう。
そのうち気分が変わるかもしれない、とダラダラ付き合って、長い遠距離交際の末の別れでは、お互いの負担が大きすぎます。
3回のデートまでに真剣交際に入るかお互いの意思を確かめて、交際終了になりそうな場合でも早い段階で結論を出せるようにしたいところです。
関連:結婚相談所の平均デート回数は?交際のステップや一般的なルールも徹底解説
結婚相談所の遠距離婚活は諦めなくてOK!
結婚相談所で気になった相手が遠方の人だから無理、と諦める必要はありません。
ただし遠距離婚活だからこその難しさや注意点もあるので、ポイントを押さえてお見合いや交際に臨みましょう。
- コミュニケーションを頻繁に取る
- 時間は短くても定期的に会う回数を設ける
- デートの計画は早めに決めておく
- 相手の金銭的負担を考慮する
- 結論は早めに出す
遠距離婚活を成就させて、幸せな結婚生活を送っているカップルも多くいます。運命を感じた相手なら諦めずに、ぜひとも成婚を目指してください。