結婚相談所を利用するとき、「本当にいい人に出会えるのかな?」という悩みの他に、「もし断りたい申し出があったときどうやって断ればいいの?」というものもあるでしょう。
結婚相談所を利用して出会ったとはいえ相手に失礼がないように断るには、相手の気持ちを考えた断り方をしなければなりません。
社会人として、大人として上手に断る方法について紹介します。
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目次
結婚相談のお見合いの申し込みは断ってもいいの?
そもそも、結婚相談所を使いながらお見合いの申し込みを断るなんて行為をしていいのでしょうか?
結婚相談所は、結婚を真剣に考えている人が集まっている場所です。
だからこそ、断っていいのか悩んでしまいますよね。
お見合いを断ったことへの罪悪感は必要ない
お見合いを断ることも重要です
結婚相談所に登録して結婚相手を探しているということは、あなたも本気で結婚相談所を利用しているということでしょう。
だからこそ自分が結婚したいと思う相手や譲れない条件などが当てはまる人を慎重に選びたいと思いますよね。闇雲にどんな相手でもお見合いをしようと思う人はあまり多くないのかもしれません。
ただし、必ずしもそういった条件に合うお相手からお見合いの申し込みが来るとは限りません。
そうなるといくつかのお見合いを断らざるを得ない場合もあるでしょう。
同じく真剣に結婚相手を探している相手のことを考えると、非常に心苦しいことかもしれませんがお見合いの申し込みを断ることに罪悪感を持つ必要はありません。
会う前のお見合いを断る方法とマナー
結婚相談所を利用していると、お会いする前にあなたに興味を示してくれる人もいます。
しかし、お相手の情報を見ると、あなたが乗り気になれないこともあるでしょう。
まだ1度もお会いしていないのに断ってもいいのか悩むところですがマナーさえ守れば断ることも可能です。
申し込み1週間以内がベター
お見合いを断るときは、申し込みがあってから1週間以内に断りましょう。
時間をかけてじっくりと悩みたいと思う可能性もありますが、1週間以内にしっかりと悩んで結論を出してください。
あまりに時間をかけてしまうと、相手の都合もあれば相手が他の人と出会うチャンスを妨げてしまう可能性もあります。
結婚相談所側に断る意思を伝える
お見合いを断るときは結婚相談所の担当者に意思を伝えます。
断る理由も一緒に告げることができれば、あなたの好みの傾向を結婚相談所も把握しやすくなります。
その後は結婚相談所の担当者が上手に相手に断りを入れてくれるでしょう。
申し込み受けた後に断るのは避ける
申し込みを受けた後に、「やっぱり気が乗らない…。」と断ってしまうのは避けてください。
申し込みを受けたということは、お互いのスケジュールを調整し、お見合いのセッティングが既にされている可能性もあります。
結婚相談所の担当者も、お見合いの相手もあなたのために動いてくれているので、申し込みを受けた後に断るのはとても失礼になってしまうでしょう。
お見合い後の交際を断る方法とマナー
お見合い後の交際を断る方法に悩む人はとても多いでしょう。
お見合いまでは「会ってみよう!」という気持ちが働きワクワクもしますが、いざ会ってみると「なんか違ったな。」と思うこともあるはずです。
特に相手が気に入ってくれていると、余計に断れない気持ちが強くなるでしょう。
お見合い一回目で断るのと、仮交際や真剣交際中に断る場合ではその断り方やマナーも異なります。
お見合い一回目で断る場合
②結婚相談所に相手のよかった面も伝える
③今回のお見合いを断る理由を明確に伝える
お見合いを一回しただけで、第一印象やフィーリング、その時間を楽しく過ごせたかなどが自分の中で分かるでしょう。
そのため、お見合い一回目でまた会いたいと思うのか、もう会わなくていいと思うのかが決まります。
結婚相談所の人からは、「もう一度会ってみたらどうでしょう?」と勧められることもありますが、断りたいときは「私とはフィーリングが合いませんでした。」と言ってはっきりと伝えてください。
また、結婚相談所はあなたの人柄も見て、選ぶ相手を決めています。
「〇〇がダメだった。」とか「〇〇なんてありえない!」などのように相手の悪口だけを言わずに、「しっかりとエスコートしてくれる姿は素敵でした。」など相手のいい面も一緒に伝えましょう。
あなたに合う人を探すためにも結婚相談所はあなたがどんな人を希望しているのかを汲み取ろうとしてくれます。
そのため、今回はなぜだめだったのかをより具体的に伝えることで、次のお見合いがよりよいものになるでしょう。
仮交際や真剣交際中に断る場合
②理由も明確にしておく
③交際終了後は結婚相談所にも報告
お見合いをして、その後仮交際や真剣交際に発展するとお見合いではわからなかった面が見えてきます。交際したからこそ結婚は考えられないと感じたということもあるはずです。
結婚相談所を介して断ることも可能ですが、それなりの時間を共に過ごしているので、ある程度の関係性は構築されているはずです。
誠意を持って断るのであれば、直接伝えるほうがよいでしょう。
真剣交際のときはなおさら、相手も結婚までもう一歩と思っているはずです。そのため、断るときは相手が納得できるように具体的な理由を述べて断りましょう。
なお、交際が終了した後は結婚相談所にも報告することを忘れないでください。新しくあなたに合うお相手を再び探してくれます。
結婚相談所でお見合い後に断るべき基準は?
結婚相談所でお見合いを実際にしてみて仮交際には進まないことをきっぱりと決めることができれば問題はありません。
しかし実際に会ってみて「仮交際に進むべきか、断るべきか…。」と、お見合いという特殊な席では計り知れない部分もあり悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
このような傾向があるのであれば、仮交際に進まずに断ることをおすすめします。
②身だしなみに気を遣っていない
③絶対条件に当てはまらない
もし上記以外の理由で悩んでいるようであれば、仮交際を経て一緒に過ごす中で判断していっても良いでしょう。
時間を守れない
時間を守れない人というのは、自己中心的な人です。
人の時間を奪ってしまうという大きな罪を犯していることにもなるのですが、それに気づいていない人も多いでしょう。
時間に守れない人にはイライラさせられますし、信用もなくなってしまうと思いませんか?
また、時間にルーズな人は、他にもルーズな要素を持っていると言われています。
例えば、お金にルーズ、人間関係にルーズなどです。
時間を守るというのは社会人として非常に大事なことでもあり、当然のことでもあるでしょう。
対人関係における基本中の基本ができない人のお見合いは断ってもいいと判断してください。
身だしなみに気を遣っていない
ファッションのセンスがあるとかないとかではなく、お見合いする相手に会うのに身だしなみに気を遣っていない人も避けた方がよいでしょう。
こういったタイプの人は気配り、目配り、心配りをすることができていない可能性があります。
身だしなみというのも、対人関係の基本中の基本ではないでしょうか。基本がままならない人とのお見合いは続けることができないですよね。
絶対条件に当てはまらない
あなたがここだけは絶対に譲れないという絶対条件がありますよね。
その絶対条件に全く当てはまらない人とは無理してお見合いを続ける必要がありません。
もちろん全ての条件をクリアするのは難しいですが、数ある条件の中からせっかく絞った条件です。
やはりその軸がぶれてしまうと、お見合いをしているのになかなか成婚にこぎつけないということにもなりかねません。
結婚相談所を利用しているので絶対条件は妥協しすぎないようにしましょう。
結婚相談所のお見合いは誠意を持って断ること
結婚相談所でのお見合いを断るときは、ドキドキもしますし、「どうしよう。」と真剣に悩むものでもあります。
しかし、結婚は一生を決めるものなので、断りたいと思いながら無理して交際する必要も結婚する必要もありません。
ただ、お見合い前に断る場合でも、お見合い後に断る場合でも必ず守ってほしいことがあります。
相手が時間を割いてくれていることを忘れず先延ばしにはしないようにしてください。そして断る理由はしっかりと伝え、誠心誠意相手と向き合うようにしましょう。
そして相手の幸せも願いつつ、自分の幸せも改めて探していきましょうね。