「同時進行は何だか気が引けるな…」
「そもそも婚活で同時進行というのは、許されているのだろうか」
多くの人が悩む、婚活における同時複数交際。
同時に2人以上と交際することは許されるのか、気になる人も多いでしょう。
この記事では、婚活において同時進行には問題がないことを紹介しています。
また、同時進行のメリットやコツもまとめてみました。
同時進行していることを相手に伝える必要性があるのか、という疑問にもお答えします。
案内人
目次
婚活において同時進行は主流!
婚活において、同時進行は普通のことです。
そのため、同時進行をすることで罪悪感を覚える必要はありません。
実際、複数交際を会員に勧める結婚相談所も多いです。
関連:結婚相談所の仕組みとは?自分に適した結婚相談所の見極め方もご紹介
複数交際をおすすめする結婚相談所も多い
「複数交際は、よくないことだ」と思うかもしれません。
しかし、多くの結婚相談所では複数交際を会員に勧めています。
このとき覚えておいてほしいことは、「恋愛における交際≠結婚相談所の交際(婚活における交際)」です。
結婚相談所など婚活において、2種類の「交際」があります。
- 仮交際
- 仮交際を経た真剣交際
複数交際が許されるのは、仮交際のときだけだと覚えておきましょう。
仮交際というのは交際とついているものの、まだ「仮」の状態です。
「結婚相談所における真剣交際(婚活における真剣交際)=恋愛における交際」です。
真剣交際に入れば同時交際はできないため、「交際」の概念を間違えないようにしたいですね。
婚活を同時進行するメリット
婚活を複数同時進行すると、以下のメリットがあります。
このようなメリットから、多くの結婚相談所は複数交際を会員に勧めています。
スピーディーに効率よく婚活を進められる
ひとりひとりと向き合うことは、たしかに素晴らしいことです。
しかし婚活の場合、ひとりと完全に関係が終わってからまた新たな人と関係を築こうとすれば、それだけ時間がかかるでしょう。
婚活は、時間が勝負です。
1歳でも若いほうがよいといわれる婚活で、ひとりひとりに向き合い時間を費やしてはもったいありません。
あなたが活動時29歳の女性だと仮定しましょう。
ひとりと深く交際したあとに相手からフラれて30歳になった場合、1年間が無駄になったと感じてしまうかもしれません。
29歳のうちに会えたご縁を、みすみす逃すことになってしまいます。
「スピーディーに」「効率よく」婚活を進めるためにも、複数交際はしたほうがよいと考えられています。
複数人で比較することで冷静な判断ができる
複数人数と交際することで、より具体的に比べられるでしょう。
「この人は〇〇な性格だけれど、あの人は××な性格だ」
「〇〇な性格のAさんが私には合っているだろう」
このように、相手への具体的な希望が見えてくるはずです。
比較することは、決して悪いことではありません。
これから先の何十年間も一緒に暮らす相手を選ぶためには、ほかの異性と比較するとよいでしょう。
一人にお断りされても精神的ダメージが少ない
ひとりとしか交際していない場合、そのひとりの相手から関係解消をいわれればあなたの交際相手はゼロになります。
しかし複数人数と交際している場合、ひとりにお断りされてもそれほど精神的ダメージを受けないでしょう。
「まだ結婚相手候補が残っている」ため、心の余裕にもつながります。
心の余裕を持てば、異性にあなたは非常に魅力的に映るでしょう。
魅力的なあなたは、相手から「真剣交際」を申し込まれるかもしれません。
まさに正のスパイラルになるため、複数交際はオススメです。
婚活を同時進行するデメリット
ただ同時に、複数交際をすることでデメリットもあります。
このようなデメリットから、多くの結婚相談所では仮交際人数の上限が決まっています。
人数を絞らないと管理ができなくなる
名前を間違ってしまったり、お相手のプロフィールがわからなくなったり…。
一度にたくさんの交際相手を持てば、相手に失礼なことをしてしまうかもしれません。
たとえば仮交際になれば、1週間に1回は会うことが推奨されます。
デートの回数が増えれば増えるほど、「誰と」「どこに」行ったかもあやふやになるでしょう。
きちんと管理できるなら問題ありませんが、あまり複数交際の人数を増やすことはおすすめできません。
お金がかかる
交際人数が増えれば、それだけデートの回数が増えます。
デートでは、ランチに行ったりディナーに行ったりと出費がかさむでしょう。
もちろん、交通費も軽視できません。
交際相手ひとりに対して1週間に1回デートをするなら、交際人数が3人いれば1週間に3回デートの日になりますよね。
最終的に真剣交際に進み、成婚する相手はひとりしかいません。
複数人にお断りの連絡をしなければならない
先述の通り、最終的に真剣交際に進み成婚する相手はひとりしかいません。
あなたが真剣交際に進む相手を決めたら、そのほかの仮交際相手にはお断りの連絡をしなければいけません。
あなた本人が連絡するにせよ仲人が代わりに連絡してくれるにせよ、お断りの連絡をすることは気持ちのよいことではありません。
あまりにたくさんの仮交際相手は、つくらないようにしたいですね。
多くの結婚相談所では、これらのデメリットを回避するために仮交際の上限人数が決まっています。
結婚相談所が設定している、もっとも一般的な仮交際上限人数は3人です。
同時進行するなら”計画性”が大切!
メリットが大きい同時進行ですが、「計画性」が非常に大切です。
計画性なくどんどんと交際人数を増やしても、あなたの時間やお金がなくなっていくだけです。
きちんと考えて絞った人数で同時交際をすることが、成婚に近づくといえるでしょう。
婚活を同時進行でうまく進めるコツ5選
婚活を同時進行でうまく進めるコツは、以下の5つです。
結婚相談所では、これらすべてのコツがすでに組み込まれています。
1.同時進行は3人まで
同時進行は、最大3人までがおすすめです。
もちろん2人でも構いません。
ただ4人以上になるとお金も時間も無限に必要になってくるため、あまりおすすめできません。
じっくりとひとりひとりに向き合い、理想の結婚生活を送れるパートナーを見極めましょう。
2.同時進行の期間をあらかじめ決めておく
結婚相談所では、1~3カ月間と仮交際期間が区切られています。
参考:結婚相談所での婚活期間ってどのくらい?(ツヴァイ公式WEBサイト)
あなたが結婚相談所で婚活をしない場合も、きちんと同時進行の期間を決めておきましょう。
ダラダラと仮交際期間を過ごしていても、成婚には近づきません。
結婚を見据えたお相手だからこそ、短期間で見極めて「真剣交際」に進みたいですね。
3.相手の基本情報をメモしておく
相手は、あなたが「理由があって選んでくれた」と思っています。
たとえば「趣味が同じだったから」「話しやすそうだったから」「優しそうだったから」など。
つまり相手は誰でもよかったわけではなく、差異化されているのだと意識を持っています。
もしあなたが相手の情報を間違えれば、相手は非常に傷つくでしょう。
相手の情報は、決して間違えてはいけません。
相手は「どんな趣味」で「住んでいる場所はどこ」なのか、また「いつ」「どこに」デートで行ったかなど、ほかの交際相手と混同しそうならメモしておきましょう。
4.デートの予定を詰め込みすぎない
婚活は、一日でも早く始めるべきだといわれています。
そして、婚活をするなら集中しておこなうとよいでしょう。
しかし、あまりにデートの予定を詰め込みすぎるのはよくありません。
デートがルーティーンワークになってしまい、楽しくなくなってしまうからです。
適度に婚活から離れる日もつくり、メリハリのある婚活をしましょう。
5.真剣交際に進んだら1人に絞る
真剣交際に進めば、もう同時交際は許されません。
真剣交際相手が複数いることは、単なる「浮気」です。
真剣交際に進めば、もう成婚というゴールは見えています。
同時進行していた仮交際相手にお断りの連絡をいれ、真剣交際相手のみに絞りましょう。
複数交際していることを相手に伝える必要はない!
複数交際していることを、交際相手に報告する必要はありません。
ただ婚活において複数交際が許されているということは、相手も複数交際している可能性があります。
婚活の同時進行は通常の交際とは異なり二股にはならない
婚活における同時進行は、二股ではありません。
先述した通り、婚活における「交際」には2種類あります。
- 仮交際…マッチングした状態。真剣交際に進むか見極める時期
- 真剣交際…成婚を見据え真剣に付き合っている状態。恋愛における「交際」は真剣交際のこと
同時進行が許されているのは、仮交際のときだけです。
婚活でも真剣交際に移行すれば、複数交際は許されないため注意しましょう。
複数交際しているか相手に聞かれた時の対処法
複数交際の相手から、「ほかにも交際相手はいますか」と聞かれることもあるでしょう。
このようなとき、どう答えるのがよいのでしょうか。
「色々な人にお会いしてみたいので」と柔らかく伝える
婚活の同時進行は、禁止されているわけではありません。
むしろ多くの結婚相談所では、同時進行を推奨しています。
相手から「ほかにも交際相手がいるのか」と聞かれた場合、柔らかく伝えるように心がけましょう。
「複数交際の何が悪いんですか。」「どうしてそんなことを聞くんですか。」などのように、相手に喧嘩腰にならないようにしたいですね。
案内人
相手の人柄を考慮して伝えるor伝えないを使い分ける
ただ、聞かれていないのにわざわざ伝える必要もありません。
婚活をある程度続けている人は、相手が複数交際しているものだとわかっています。
だからこそ婚活者たちは、仮交際相手から真剣交際相手に選ばれるように努力しています。
案内人
あなたも相手から見れば「仮交際相手」のひとりであり、相手にとってたったひとりの「真剣交際相手」になるために努力しなくてはいけません。
たがいの波長が合い、真剣交際に進んだあとに成婚が待っています。
本命の方と付き合うことになった時に他の人をお断りするには?
仮交際相手を複数つくることは許されますが、真剣交際相手はひとりに絞らなくてはいけません。
真剣交際相手を決めた時点で、ほかの仮交際相手にはお断りの連絡をする必要があるでしょう。
真剣交際相手以外の仮交際相手には、どのような対応をすればよいでしょうか。
仮交際相手としてあなたと誠実に向き合ってくれた相手だからこそ、きちんとした対応をしたいですね。
丁寧にメッセージを送る
仮交際相手は、あなたのために時間やお金を使ってくれました。
あなたも仮交際相手と一緒に会話をして、楽しかったことでしょう。
あなたと真剣に向き合ってくれた仮交際相手だからこそ、丁寧なメッセージを送って関係を終わりにしたいですね。
以下の2パターンが考えられます。
- 真剣交際相手ができたことを伝える
- 私生活が忙しくなったため、関係性を続けられないと伝える
きちんと仮交際相手との関係性を終わらせて、気持ちよく成婚しましょう♪
断り方①正直に同時進行を伝える
真剣交際相手ができたと正直に相手に伝えましょう。
仮交際相手に同時進行だったことを伝えるのは、少し気が引けるかもしれません。
しかし婚活の場だからこそ、同時進行は当たり前です。
あなたもまた、相手から「真剣交際相手ができました。」と交際終了を伝えられるかもしれないのです。
また相手から真剣交際を告げられたとき、相手は「自分も頑張れば成婚できるかもしれない!」と勇気をもらうこともあるでしょう。
断り方②仕事が忙しくなった等の理由を添えて送る
「私生活が忙しくなり、婚活を続けられなくなりました」
このように、同時進行以外の理由を添える人もいます。
婚活を続けられなくなった理由が書かれていれば、それ以上関係性を深めようとは思わないでしょう。
相手もこれ以上あなたと関係性が深まるとは思わず、ほかの異性を探し始められます。
案内人
あなたの仮交際相手は、これからも婚活を続けなくてはいけません。
仮交際相手が可能性のないあなたに固執し続けることは、仮交際相手にとっても不毛です。
つぎの結婚相手候補に目を向けてもらうためにも、きちんと交際終了を伝えたいですね。
フェードアウトする
真剣交際に進まなかった仮交際相手を、フェードアウトするというのも考えられるかもしれません。
ただ、フェードアウトはあまり印象がよくありません。
なによりはっきりと関係終了を告げられたわけではないため、相手はあなたを待ち続けてしまうでしょう。
相手はあなたの返答を待つという、非常に無駄で不毛な時間を過ごさなくてはいけません。
仮交際まで至った相手だからこそ、最後まできちんと向き合うべきでしょう。
同時進行は婚活を効率よく進めるテクニック!割り切ることも大切
婚活をすすめるにあたって、同時進行は決して悪いことではありません。
むしろ同時進行は、婚活を効率よく進めるためのテクニックだと考えましょう。
ただし同時進行してよいのは、「仮交際状態」のときのみ。
成婚を見据えた真剣交際相手はひとりに絞らなくてはいけないため、注意しましょう。
結婚相談所の「仮交際」については、以下の記事を参考にしてくださいね。
promarryライター:tomo
結婚相談所やマッチングアプリ、婚活パーティーや合コンなど、ありとあらゆる婚活を経験した強者恋愛系ライター。アラフォー世代。既婚。結婚したいけれど婚活のやり方が知りたい…というすべての女性の背中を押したいです。