「結婚相談所への入会を考えている」
「結婚相談所は高いというけれど…どれくらい高いのだろう」
結婚願望のある男女が活動している、結婚相談所。
早期成婚を目指し、結婚相談所での活動を考えている人もいるでしょう。
結婚相談所での活動を視野にいれたとき、気になることは「入会金」や「活動費用」ですよね。
特に入会金だけに焦点をあてた場合、一体どれくらいお金がかかるのでしょうか。
この記事では、大手結婚相談所10社の入会金を比較してみました。
また10社の料金体系や結婚相談所の選び方についても、詳しく紹介しています。
目次
結婚相談所の入会金はいくら?
ほとんどの結婚相談所では、入会金の設定があります。
また、「初期費用」や「データ使用料」など入会金とは別に入会時に支払わなくてはいけない料金もあります。
大手結婚相談所10社の入会金一覧
先述の通り、入会時には入会金以外の料金を支払う結婚相談所が多いです。
しかしここでは「入会金」のみに焦点をあて、10社の結婚相談所を比較しました。
※初期費用やそのほかの料金は後述しています。
10社の結婚相談所とは、サンマリエ・ゼクシィ縁結びエージェント・オーネット・スマリッジ・エン婚活エージェント・naco-do・ツヴァイ・パートナーエージェント・ノッツェ・IBJメンバーズです。
結婚相談所 | 入会金(初期費用やそのほかの料金は含まない) |
サンマリエ | 33,000円 |
ゼクシィ縁結びエージェント | 99,000円 |
オーネット | 33,000円 |
スマリッジ | 6,600円 |
エン婚活エージェント | 10,780円 |
naco-do | 0円 |
ツヴァイ | 33,000円 |
パートナーエージェント | 33,000円 |
ノッツェ | 33,000円 |
IBJメンバーズ | 33,000円 |
入会金は結婚相談所による
入会金の中央値は33,000円ですが、もっと安い結婚相談所もあります。
入会金は、結婚相談所によります。
また、「登録料=入会金」という結婚相談所も多いです。
案内人
表の数値はあくまで入会金のみの値段のため、注意しましょう。
入会金がない結婚相談所も存在する
今回、大手結婚相談所10社を比較しました。
このうちnaco-doには、入会金がないことがわかります。
入会金がない結婚相談所も、確かに存在します。
1年間結婚相談所で婚活した場合の平均費用
結婚相談所で活動すれば、月会費もかかってきます。
1年間結婚相談所で婚活した場合の、平均費用を見てみましょう。
1年間結婚相談所で婚活した場合、約20~30万円かかります。
結婚相談所の入会金はおよそ33,000円のため、約20~30万円という値段は高く感じるかもしれません。
しかし結婚相談所で活動する場合、入会金以外にも料金がかかります。
結婚相談所の利用に必要な費用の内訳
結婚相談所を利用する場合、以下の料金が必要です。
今回のシミュレーションでは休会する想定がありませんが、休会をするならそれぞれの結婚相談所で設定されている「休会費」が必要です。
入会時の初期費用
入会時に払うお金は、入会金だけではありません。
多くの結婚相談所では、「データ使用料」や「活動サポート費」といった初期費用がかかります。
店舗型結婚相談所では、初期費用がおよそ7~10万円かかります。
月会費
結婚相談所では、月会費がかかってきます。
月会費は活動を続ける限り、毎月払わなくてはいけません。
月会費は、平均約15,000円~20,000円です。
お見合い料金
お見合い料金が必要な結婚相談所もあります。
お見合い料金が1回ごとにかかる場合、お見合いへのハードルが高くなることが多いです。
「お見合い料金がかかるから、この人とのお見合いはやめておこうかな。」
「もっと条件がよい人とお見合いが組めたときにだけ、お見合いをしようかな。」
そのため、お見合い料金が別途かかるかは入会前に確認しておきたいですね。
成婚料
成婚退会の際に、成婚料を払わなくてはいけない結婚相談所もあります。
一般的には仲人仲介型結婚相談所で、成婚料の設定があると思いましょう。
成婚料の設定がある結婚相談所では、成婚退会する場合にはかならず成婚料を払わなくてはいけません。
「隠れて成婚料を払わないようにできるのではないか。」
このように考えて成婚料を払わなければ、最悪の場合結婚相談所から訴えられます。
成婚料は、結婚相談所への感謝の気持ちです。
オプション費用
スタッフに相談するときに、料金がかかることもあります。
また多くの結婚相談所では申し込み人数が決まっていますが、規定の申し込み人数以上に申し込みしたい場合には、オプション費用がかかります。
入会する結婚相談所にはどんな出会い方があって、どこまでの活動が基本料金で可能なのか確認しておくとよいでしょう。
大手結婚相談所10社の料金体系を徹底比較!
大手結婚相談所10社の料金体系を比較しましょう。
10社とは先ほどと同じくサンマリエ・ゼクシィ縁結びエージェント・オーネット・スマリッジ・エン婚活エージェント・naco-do・ツヴァイ・パートナーエージェント・ノッツェ・IBJメンバーズです。
結婚相談所 | 初期費用(入会金+サポート費・登録料) | 月会費 | 成婚料 |
サンマリエ(プレミアムプラン) | 220,000円 | 17,600円 | 220,000円 |
ゼクシィ縁結びエージェント(スタンダードプラン) | 33,000円 | 17,600円 | 0円 |
オーネット(プレミアムプラン) | 116,600円 | 16,500円 | 0円 |
スマリッジ | 6,600円 | 9,900円 | 0円 |
エン婚活エージェント | 10,780円 | 14,400円 | 0円 |
naco-do | 0円 | 9,800円 | 0円 |
ツヴァイ(ご紹介コース) | 115,500円 | 15,400円 | 0円 |
パートナーエージェント(コンシェルジュコース/エリアI) | 137,500円 | 18,700円 | 55,000円 |
ノッツェ(お見合いアシストコース) | 85,250円 | 21,450円 | 110,000円 |
IBJメンバーズ(アシストコース) | 252,450円 | 17,050円 | 220,000円 |
初期費用は、通常すべてをまとめて入会時に払わなくてはいけません。
※初期費用を分割対応している結婚相談所もあります。(例:サンマリエ)
リーズナブルに婚活できる結婚相談所5選
リーズナブルに活動でき、なおかつしっかりとしたサービスを受けられる結婚相談所は以下の5社です。
月会費だけで、じゅうぶんな出会いのチャンスが期待できるでしょう。
1:スマリッジ
特徴 | ・毎月1万円以下から利用できる ・オンライン型で店舗に行く必要無 |
初期費用 | 6,600円 |
月会費 | 9,900円 |
会員数 | 約30,000人 |
成婚率 | 非公開 |
運営会社 | SEモバイル・アンド・オンライン株式会社 |
スマリッジは、オンライン型の結婚相談所です。
紹介は毎月最大4名まで可能で、コンタクトに関しても申し込みは毎月10名まで申し受けは無制限とお得に出会えます。
専任アドバイザーへの相談もメールやチャットでできるため、活動に不安がある人も安心できます。
基本的な活動は月会費のみで行えますが、「紹介人数」や「電話相談」などは有料オプション扱いです。
とにかく安く始められるスマリッジ。
基本的な活動は月会費のみで行えますが、オプションをプラスして「オーダーメイド」婚活を行えます。
オプションとその料金は以下です。
- 独身証明書取得サポート:2,200円
- 電話相談:30分/3,300円
- オンライン面談:50分/8,800円
- 婚活スタート講座:30分/4,400円
- 紹介人数アップ:2,200円
- コンタクトし放題:3,300円
そのときのあなたに必要なオプションをプラスして、婚活を有利に進めましょう。
コネクトシップを利用しており、紹介可能会員数は約55,000人います。
コネクトシップに加盟している法人・連盟・協会などは、大手の結婚相談所を含む13社です。
どんな法人・連盟・協会などがコネクトシップに加盟しているかは、下の記事に詳しくまとめています。
スマリッジでは毎月6名以上の紹介と10名までの検索申込が可能で、出会いのチャンスをたくさん与えてくれています。
通常プラン | |
登録料 (初期費用) |
6,600円 |
月会費 | 9,900円 |
成婚料 | 0円 |
お見合い 成立料 |
8件目まで0円 9件目以降1,100円/件 |
婚活セミナーへの 参加費用 |
有料 |
毎月の紹介数 | 4名/月 |
2:エン婚活エージェント
特徴 | ・成婚者のうち90%が1年以内に成婚 ・2カ月以内に90%以上の会員がコンタクト成立 |
初期費用 | 10,780円 |
月会費 | 14,300円 |
会員数 | 約30,000人 |
1年以内の成婚率 | 90% |
運営会社 | エン婚活エージェント株式会社 |
エン婚活エージェントは、エン・ジャパンが運営するオンライン型の結婚相談所です。
店舗を持たないからこそ、低料金でよいサービスが受けられます。
コネクトシップを利用しており、紹介可能会員数は約55,000人います。
男女ともにメイン年齢層は30代・40代です。
メイン年齢層が高いため、早期成婚に向けた活動をしている会員が多い印象です。
専任コンシェルジュが会員の活動を丁寧にサポートして、多くのチャンスを与えてくれるでしょう。
エン婚活エージェントの料金体系は、以下の通りです。
登録料 | 10,780円 |
月会費 | 14,300円 |
成婚料 | 0円 |
お見合い調整料 | 0円 |
3:ゼクシィ縁結びエージェント
特徴 | ・初期費用と月会費がリーズナブル ・コネクトシップで他社会員とも出会える |
初期費用 | 66,000円(+入会金33,000円) |
月会費 | シンプルプラン:9,900円 スタンダードプラン:17,600円 プレミアプラン:25,300円 |
会員数 | 約31,800人 |
成婚率 | 25% |
運営会社 | 株式会社リクルート |
ゼクシィ縁結びエージェントの公式WEBサイトで、内部成婚率が25%という記載があります。
データは2020年4〜6月における全退会者(2380人)のうち、パートナーシップ成立退会者(898人)の割合を「成婚率」としています。
ゼクシィ縁結びエージェントは、仲人型とデータマッチング型という2つの特徴をあわせ持つ「ハイブリッド型」結婚相談所です。
コーディネーターからお相手を紹介されることもあれば、みずからデータ検索でお相手を検索することも可能です。
ゼクシィ縁結びエージェントには3つのコースがあります。
- シンプルプラン
- スタンダードプラン
- プレミアプラン
この3つのコースではすべて入会金が33,000円で成婚料はかかりません。
お見合い料金もかからずリーズナブルであり、婚活が始めやすい結婚相談所といえるでしょう。
所属する会員の年齢層ですが、男性会員は30代・40代がメイン層です。
女性会員は20代・30代が非常に多く、約9割を占めています。
シンプル プラン |
スタンダード プラン |
プレミア プラン |
|
入会金 | 33,000円 | 33,000円 | 33,000円 |
初期費用 | 66,000円 | 66,000円 | 66,000円 |
月会費 | 9,900円 | 17,600円 | 25,300円 |
お見合い料 | 0円 | 0円 | 0円 |
成婚料 | 0円 | 0円 | 0円 |
4:naco-do
特徴 | ・オンラインのみで婚活できる
・各年代の婚活に強い団体に所属 |
入会金(初期費用) | 29,800円 |
月会費 | 14,200円 |
会員数 | 約191,000人 |
成婚率 | 41.3% |
運営会社 | 株式会社いろもの |
naco-doの特徴は、何といっても初期費用が一切かからないこと。
月会費も、オンライン結婚相談所のなかでリーズナブルな設定になっています。
サービスも充実しており、専任のサポーターが会員の活動をしっかりサポート。
デートの報告すれば、会員により合ったお相手を紹介してくれたり、アドバイスをフィードバックしてくれたりします。
案内人
またnaco-doの会員数は約120,000人おり、これは業界最大級の多さです。
naco-doは、よりたくさんの出会いのチャンスを提供してくれるでしょう。
マッチングすれば、チャットなしに直接デートが可能です。
初回デートは、naco-doのサポーターがお店までセッティングしてくれます。
naco-doは非常に評判もよく、入会後1年以内に成婚退会する会員が約38%います。
入会金 | 29,800円 |
月会費 | 初月 2,980円
1ヶ月プラン 16,800円 |
マッチング手数料 | 0円 |
成婚料 | 0円 (相手の所属団体によっては 成婚料がかかることもある) |
5:パートナーエージェント
特徴 | ・成婚者の3人に2人が1年以内成婚 ・コンシェルジュによる手厚いサポート |
登録料 | 33,000円 |
初期費用 | 77,000円~ |
月会費 | 16,500円~ |
会員数 | 約94,000人 |
1年以内の成婚率 | 93.1% |
運営会社 | タメニー株式会社 |
パートナーエージェントの純会員は約11,000人です。
しかしコネクトシップやSCRUMにより、紹介可能会員数は約73,000人にのぼります。
※SCRUMとは、全国結婚相談事業者連盟を運営する「株式会社TMS」と「株式会社日本仲人連盟」が2021年2月に創設した、全国の結婚相談所を繋ぐデータ連携サービスです。
パートナーエージェントには9つの出会い方があります。
- 成婚コンシェルジュによるご紹介
- 希望条件によるデータマッチング
- EQに基づいたデータマッチング
- AIによるマッチング
- 写真による検索システムMY PR
- お相手からのリクエスト紹介
- お相手からのYes付紹介
- 会員限定のイベント&パーティ
- 成婚コンシェルジュ同士の連携による紹介
出会いのチャンスは多ければ多いほどよく、パートナーエージェントは理想的な結婚相談所といえるでしょう。
パートナーエージェントのコースは3種類あります。
- コンシェルジュライトコース
- コンシェルジュコース
- エグゼクティブコース
このなかでもっとも高いコースはエグゼクティブコースですが、このコースは東名阪圏限定です。
エグゼクティブコースは料金が高く設定されており、より手厚いサポートが受けられます。
とにかく「早期成婚」できるといわれる、パートナーエージェント。
1年以内の交際率は、男女ともに90%を超えています。
成婚率は公式発表されていませんが、1年間の成婚者数(2019年4月~2020年3月の成婚退会者実績)は3,136名です。
パートナーエージェントは、エリアによって多少プランの料金が異なります。
また会員が入会する際、30歳以降なのか20代なのかによっても料金が異なることも特徴的です。
案内人
コンシェルジュライトコースのU29プランなら、月会費が通常月会費よりも2,200~3,300円安くなります。
またコンシェルジュコースのU29プランであれば、月会費のほかに初期費用も割引があり大変お得です。
初期費用は実に50%OFFで、52,250円です。
エリアIとは、首都圏・中部・関西が該当します。
エリアⅡは、上記以外の地方都市を指しています。
パートナーエージェントの料金体系は、以下の通りです。
【エリア1:30歳以降のコース】
初期費用 | 登録料 | 月会費 | 成婚料 | |
コンシェルジュ ライトコース |
33,000円 | 33,000円 | 14,300円 | 55,000円 |
コンシェルジュ コース |
104,500円 | 33,000円 | 18,700円 | 55,000円 |
エグゼクティブ コース (首都圏限定) |
308,000円 | 33,000円 | 33,000円 | 55,000円 |
【エリア1:29歳以下のコース】
初期費用 | 登録料 | 月会費 | 成婚料 | |
コンシェルジュ ライトコース |
33,000円 | 33,000円 | 12,100円 | 55,000円 |
コンシェルジュ コース |
52,250円 | 33,000円 | 16,500円 | 55,000円 |
エグゼクティブ コース(首都圏限定) |
308,000円 | 33,000円 | 33,000円 | 55,000円 |
【エリア2:30歳以降のコース】
初期費用 | 登録料 | 月会費 | 成婚料 | |
コンシェルジュ ライトコース |
33,000円 | 33,000円 | 12,100円 | 55,000円 |
コンシェルジュ コース |
104,500円 | 33,000円 | 15,400円 | 55,000円 |
【エリア2:29歳以下のコース】
初期費用 | 登録料 | 月会費 | 成婚料 | |
コンシェルジュ ライトコース |
33,000円 | 33,000円 | 8,800円 | 55,000円 |
コンシェルジュ コース |
52,250円 | 33,000円 | 13,200円 | 55,000円 |
「安い」だけで選ぶのはNG!結婚相談所の失敗しない選び方
結婚相談所の料金が安ければ少し嬉しいですが、料金だけで決めてはいけません。
料金だけで決めてしまうと、イメージ通りのサポートを受けられなかったり異性に出会えなかったりなど、婚活がうまく進まない可能性があると考えましょう。
結婚相談所を決めるまえに、以下のポイントを確認しておきましょう。
ピッタリの結婚相談所が見つかるとよいですね!
自分の年齢に合った結婚相談所を選ぶ
結婚相談所ごとに、会員の年齢層が少しずつ異なります。
あなたの年齢に合った結婚相談所を選びましょう。
案内人
最近では、男女ともに若い会員に人気が集中します。
会員のボリューム年齢層があなたの年齢よりも低い場合、少し注意が必要です。
反対にあなたが20代女性であれば、相手への希望年齢によって結婚相談所を選ぶとよいでしょう。
20代女性はどの年齢層からも人気のため、「出会えない」ということはほとんどありません。
各年代におすすめの結婚相談所はこちら!
会員数と男女比を確認する
会員数が多いということは、それだけ出会いのチャンスが多いということです。
会員数が多い結婚相談所で活動すれば出会いの数も増え、成婚に近づくでしょう。
案内人
大手結婚相談所の会員数は非常に多く、会員数で困ることはほとんどありません。
また「男女比」も結婚相談所を選ぶ際に、チェックしておきたいですね。
多くの結婚相談所では、若干ですが女性の割合が多い傾向にあります。
そのため、女性の割合が多少多いことは仕方がありません。
しかし3:7のように男女比に大きな開きがある場合は、その結婚相談所への入会をもう一度考えたほうがよいでしょう。
紹介スタイルをチェックする
結婚相談所は、大きく「仲人型」「データマッチング型」「オンライン型」「ハイブリッド型」にわかれます。
データマッチング型と仲人型では以下のような違いがあります。
データマッチング型 | 仲人型 |
データを元に相手を紹介・検索 | 仲人がプロの目で相手を紹介 |
スタッフは会員の活動を基本的に静観 | 仲人は会員と二人三脚で活動に参加 |
活動の自由度は高い | 活動の自由度は低い |
積極的な人におすすめ | 受け身な人におすすめ |
データマッチング型の結婚相談所の場合、あなたからお相手を探してみましょう。
仲人仲介型の結婚相談所であれば、仲人からの紹介もあります。
「ハイブリッド型」は、どちらの要素も持つことを意味しています。
「ハイブリッド型」であれば、データマッチングでお相手を検索可能で、かつ仲人から異性会員を紹介されることもあります。
料金比較のチェックポイント3選
「入会金が安い」「月会費が安い」というだけで、結婚相談所を決めてはいけません。
思わぬ落とし穴で、「活動してみたら予想よりもずっとお金がかかった…。」ということがあるかもしれません。
料金を単純に比較するだけではなく、以下もチェックしてみましょう。
この3点が充実している結婚相談所ほど、「コスパがよい」結婚相談所だといえるでしょう。
1:料金に含まれているサービス内容
料金にどのサービスが含まれているか、かならず確認しましょう。
特に問題となるサービス内容は、以下です。
- お相手申し込み
- お見合い
これらのサービス内容が料金に含まれていない場合、想定よりもお金がかかることもあります。
お相手申し込みは、人数制限がついており(たとえば5人までは無料)制限を超えて申し込む場合に料金がかかることがあるため注意が必要です。
案内人
お見合いは1回ごとに料金がかかる場合と、お見合い料金がまったくかからない2パターンが多いようです。
なかには有限でお見合い料金がかからないという結婚相談所も、多からずあります。
お見合い料金がその都度かかる場合、人は損を最小限にとどめようとしてお見合いを受けにくくなります。
「お見合いにお金がかかるなら、この人とのお見合いはやめておこうかな。」
「本当に自分の希望ピッタリの人とだけ、お見合いを組むことにしよう。」
お見合いをしなくては相手方のことがわからず、結果として成婚が遠のくこともあるでしょう。
さらに理想の人と付き合えたという人は、約3人に1人しかいません。
参考:理想の人に出会う割合
「まずは会ってみる」という気持ちを持つためにも、お見合い料金がかからない結婚相談所のほうが望ましいかもしれません。
2:クーリングオフ・返金保証の有無
クーリングオフとは、契約後8日以内に限り、説明不要の無条件で申し込みの撤回または契約を解除できる法制度です。
ただし「特約がない場合」にしかクーリングオフは適用されません。
あなたが入会しようとしている結婚相談所で、クーリングオフがきちんと適用されるか確認しておきましょう。
また、多くの結婚相談所では返金保証を行っています。
たとえばサンマリエではではスタンダード・プレミアム・エクセレントコースの会員向けに「お見合い保証制度」が用意されています。
3カ月以内にお見合いが成立しなかった場合は、入会金の全額が返金されるため会員も活動しやすいのではないでしょうか。
3:休会制度の有無
休会制度があるか確認しましょう。
結婚相談所によって、休会の扱いが非常に異なります。
- 休会の有無
- 休会の承認理由
- 休会期間
- 休会期間の月会費
休会の有無はもちろん、休会が許可される理由についても結婚相談所で異なります。
たとえばツヴァイでは交際中の相手がいても休会できますが、IBJメンバーズやパートナーエージェントでは交際中の相手がいるのなら休会はできません。
休会期間が何カ月間まで取得できるのかも、結婚相談所によって異なるでしょう。
たとえばオーネットでは、最大12カ月間の休会が可能です。
最後に月会費ですが、オーネットやツヴァイのように休会中の月会費が安く設定されていることもあれば、通常の月会費と同じ金額が請求されることもあります。
休会中の月会費がいくらかかるのか、入会するまえに確認しておきたいですね。
結婚相談所に安く入会する方法
結婚相談所に安く入会する方法があれば、知りたい人も多いでしょう。
安く入会するためには、以下の方法があります。
紹介キャンペーンを利用する
友達を紹介した場合、紹介した人と紹介された人のどちらかまたはどちらにもポイントやギフトカードがもらえたり、割引制度が利用できたりします。
現在では、ゼクシィ縁結びエージェントが友達紹介キャンペーンを実施しています。
・紹介した人が活動中の会員またはパートナーシップ成立後2年以内の会員であること
・紹介された人は無料カウンセリングを受けたあと申し出をして入会すること
期間限定キャンペーンを利用する
期間限定キャンペーンが行われていることもあります。
ただ「いつ始まる」といった情報が事前にはわからないため、こまめに結婚相談所の公式WEBサイトをチェックする必要があります。
案内人
基本的にはほかの割引制度の利用を前向きに考え、タイミングよく期間限定キャンペーンがある場合にどちらの割引制度を利用するか考えてみましょう。
即日入会割引を利用する
無料カウンセリングに行ってその場で結婚相談所への入会を決めた場合、割引してくれることがあります。
ただ、この即日入会割引を公式WEBサイトで公表している結婚相談所はほとんどありません。
無料カウンセリングに行くこと自体は、今後の活動方針を知るために非常に有益です。
即日入会割引はあまり期待せずに、まずは無料カウンセリングを受けてみましょう。
年齢による割引制度を利用する
年齢による割引制度を設定している結婚相談所もあります。
たとえば、20代のみに適用される「20代割」や通常50代以降に適用される「シニア割」。
初期費用や月会費が安くなり、お得な場合が多いです。
案内人
他社からの乗り換え割りを利用する
以前ほかの結婚相談所で活動していた場合、新しく入会する結婚相談所で「乗り換え割」が適用されることがあります。
多くの場合、初期費用から10,000円~50,000円引いてくれます。
案内人
また乗り換え割が適用されるコースが限定されていることもあるため、注意しましょう。
結婚相談所に登録するメリット・デメリット
費用をかけてまで結婚相談所に入会するメリットがあるのでしょうか。
また、どういうデメリットがあるのかもあわせてみていきましょう。
結婚相談所のメリット | 結婚相談所のデメリット |
会員の質が高い | 入会時の証明書提出が面倒くさい |
早期成婚が可能 | かならず結婚できるわけではない |
メリット1:他の婚活サービスよりも会員の質が高い
ほかの婚活サービスに比べて、結婚相談所の会員は「質」が高いです。
有職者の割合や、高年収の割合が高いことが特徴でしょう。
結婚相談所では、大卒以上の会員も総じて多い傾向です。
メリット2:結婚までの話がスムーズに進む
結婚相談所で活動する男女の目的は「成婚」です。
会員は、真剣に結婚相手を探しています。
そのため、結婚相談所では結婚までの話がスムーズに進みます。
優良な結婚相談所では、早期成婚がかなえられるでしょう。
デメリット1:入会時に提出する書類が多い
結婚相談所の入会時には、たくさんの書類を提出しなくてはいけません。
- 身分証明書(免許証、パスポートなど)
- 住民票(身分証明書のみで足りる結婚相談所もある)
- 独身証明書
- 卒業証明書コピー(高専・短大卒以上なら必須)
- 国家資格免許証コピー(国家資格職についている場合は必須)
- 収入証明書(男性のみ。女性は有職者の場合提出を求められることもある)
- 勤務先確認書類コピー(男性のみ。女性も求められることもある)
たくさんの書類をそろえるために、時間もかかるでしょう。
ただこれらの書類を提出するからこそ、結婚相談所では安全な活動が可能です。
デメリット2:確実に成婚できるわけではない
あたりまえですが、結婚相談所で活動しても絶対に結婚できるというわけではありません。
確かに結婚相談所は、もっとも成婚に近い婚活ツールだといえるでしょう。
しかし結婚相談所では出会いのチャンスを買うだけで、結婚相手が買えるわけではありません。
成婚に向けて、お見合いの数を増やす・カウンセラーのアドバイスを聞くなど、できるかぎりのことはすべて行いましょう。
結婚相談所の入会金は結婚相談所によって違う!
結婚相談所の入会金は、結婚相談所によって異なります。
また初期費用の料金や、初期費用の払い方、月会費の料金もまた結婚相談所によって差があります。
料金が安いからといって安易に結婚相談所を決めるのではなく、サービスの内容までしっかりと確かめて結婚相談所を決めましょう。
もっとも重要なことは、あなたが納得して結婚相談所を決定すること。
結婚相談所を決めれば、さっそく入会して活動を開始してみましょう!
promarryライター:tomo
結婚相談所やマッチングアプリ、婚活パーティーや合コンなど、ありとあらゆる婚活を経験した強者恋愛系ライター。アラフォー世代。既婚。結婚したいけれど婚活のやり方が知りたい…というすべての女性の背中を押したいです。