初デートのNGポイント結婚相談所のお見合い後、1回目のデート。
緊張感もありますし、相手が本当に自分との結婚に適した人なのかじっくり確かめたい気持ちもあるでしょう。
しかし、お見合い後の初デートはまだお互い探り合っている時間。
この記事では、デートの場所選びや服装、時間帯から会話の内容まで、結婚相談所の1回目のデートで気をつけたいポイントを紹介します。
また、初デートで交際終了となるNG例も見ていきますので参考にしてください。
- 初デートの場所、服装、時間、食事、会話のポイント
- 初デートのNGポイント
- 2回目のデートに繋げるコツ
目次
お見合い後の初デートは成婚へのカギ!
お見合いでお互いに「また会ってみたい」と思い仮交際へ。いよいよ初デートということで、男女ともに緊張感でいっぱいなことでしょう。
一方で、仮交際までこぎつけたのだからもう大丈夫、と思っている方もいるかもしれません。
初デートはその後の成婚につながるかどうかを決めるカギとなります。
しかし、油断すると取り返しのつかないことが多く、交際終了となってしまうことも。
逆に初デートで相手を楽しませ、信頼を得ることができたら、真剣交際や成婚に結びつきます。
初デートを真剣交際に繋げる必要がある
お見合いを終えて1回目のデートは、まだ仮交際の段階です。
相手にも自分にも、また他の異性とお見合いをするチャンスがありますし、複数の人と同時進行で仮交際をすることもできます。
初デートで相手が結婚に適した人か見極めながら、本当に適した相手なら真剣交際に繋げていく必要があります。
せっかく結婚まで考えられるいい人だと思ったのに、相手が他の人を選んでしまうという可能性もまだまだ残っているからです。
いわば初デートはお見合いの2回目。
だからといって相手が自分の希望条件にマッチしているかどうか値踏みするような言動は禁物です。意外にそのような態度は相手も敏感に感じてしまうもの。
それよりは、時間を割いて会ってくれた相手に感謝を示しつつ、楽しく話す中で相手を知っていくほうが、お互い楽しめます。
そこから、お互い「本当に合う」と感じたら真剣交際に繋げることができるでしょう。
- お見合い後の初デートは複数の人と同時進行している場合も
- 初デートで相手が結婚に適した人か見極める必要がある
- 初デートは相手への感謝の気持ちを持って楽しむ
お見合いからの初デートの流れは?
お見合いを終えて、お互いに相手を気に入ったら「仮交際」の段階に入ります。
仮交際になると
- 本交際のために相手と距離を縮めることが可能
- 結婚相談所を通しての連絡から直接連絡を取り合うことが可能に
- 1~2か月で真剣交際に進むか決める必要がある
上記のようなことが可能になったり、また決めなければならないことが出てきます。
メールのやりとりなどでまた会いたいと思ったら、初デートのお誘いをして自分たちでセッティングしてみましょう。
交際経験が少ないと特に緊張しがちですが、以下のポイントを押さえてお互いに楽しむつもりで十分です。
お見合い後の初デートのポイント【場所】
お見合い後の初デートで最初に悩むのが場所選び。デートに向いていそうだと思っていても実際には失敗しやすいケースもさまざまあります。
初デートが成功しやすいのは落ち着いたお店。
席と席の間隔が近くなく、ゆったりとしていて、お互いの話に集中しやすい環境だと望ましいです。
デートらしく人気のカフェに、と思っても、人気の高いカフェは混雑しがちなもの。周りが騒がしくて落ち着けず、話を聞くのも一苦労、というのは避けたいですね。
NGな例は、安くていかにもチェーン店といった雰囲気のお店。
ファミレスや安い居酒屋はリーズナブルですが、店内が騒がしかったり内装がチープだったりとデート向きではありません。「あまりお金がないのかな」と思わせてしまう要因にも。
逆に高級すぎるお店も避けたほうが無難です。
「お金がかかりそうな人」と思わせてしまったり、初デートで期待度を上げて後でがっかりさせてお別れすることになったりと、先がうまくいかなくなる可能性が高いです。
落ち着いて話ができるからと、個室居酒屋などで二人きりというのもおすすめしません。
下心があるのかと疑われ、警戒心を抱かせてしまいます。
- 店内が騒がしくない
- 席と席の間に余裕がある
- チェーン店や高級すぎるお店はNG
関連:結婚相談所のデートで割り勘はあり?婚活中に知っておくべき暗黙のルールをご紹介
お見合い後の初デートのポイント【服装】
初デートは男女ともに清潔感のある装いで。お見合い後に初めて会う服装なので、露出は控えめ、カジュアルすぎない格好が望ましいです。
女性は膝丈のワンピースか、ビジネスカジュアルの装い、男性はシャツとジャケットのスタイルがおすすめです。
NGな服装としては、男女ともに全身ブランド物の服。
全て高級ブランドだとわかるものを身に着けていると、好印象どころか「結婚してもお金がかかりそうな人だ」と敬遠されてしまいます。
逆に全身ファストファッションブランドとわかるような服装も避けたいところ。
「お金がなさそう」「センスがない」と思われてしまいます。服装のどれか1つにハイブランドのものやファストファッションのものを効果的に取り入れているのは構いません。
また、サイズ感が合って見えているかどうか、遊んでいそうな派手な格好になっていないかどうかにも気をつけましょう。
- 派手なものや露出は控えめ
- カジュアルすぎない
- サイズ感も重視
- 女性は膝丈のワンピースorビジネスカジュアル風
- 男性はシャツ&ジャケットスタイル
- 全身ブランド物やファストファッションブランドのみはNG
お見合い後の初デートのポイント【時間】
初デートの時間の目安は2~3時間ほど。
人間の集中力が継続する時間が90分といわれているので、それにプラスアルファした程度の時間で十分です。食事をしてお茶をすると、このくらいの時間になるでしょう。
物足りないと思われるかもしれませんが、この2~3時間で相手を存分に楽しませられれば「また会いたい」と確実に思わせることができます。
逆に丸一日がかりの初デートは、結果的に楽しめるデートだったとしても相手を疲れさせてしまうリスクのほうが高いです。
相手がより魅力的に見える夜の時間帯はデートに最適とされていますが、初デートが夜では相手が警戒する場合もあります。
その際は無理して夜に設定せず、ランチデートにするのが無難です。
- 初デートは2~3時間で切り上げる
- ランチの時間帯のほうが好印象
お見合い後の初デートのポイント【食事】
初デートではまだ、食事をしている姿を相手に見られるのが緊張するという人も多いです。特に女性は口元の化粧崩れが気になります。
ハンバーガーやピザなど手づかみするものや食べづらいもの、口元が汚れやすいものは避けるのが無難です。
また、食事中のマナーにも気を付けましょう。くちゃくちゃと音を立てて食べるのは相手に不快感を与えてしまいます。また急いで一気に食べようとするのも落ち着きがなくはしたないと思われてしまいます。
食事後の支払いも初デートの大きなポイント。男性がスマートに支払いを済ませるのが好印象です。
女性もごちそうしてもらうことを当然と受け止めずに、支払う意思があることを伝えましょう。相手に支払ってもらったら、感謝の意をその場で伝えます。
- 支払いは男性側にリードしてもらうのがベスト
- 食べづらい食事は避ける
- 相手に不快感を与えないよう食事のマナーにも注意
お見合い後の初デートのポイント【会話】
初デートで何を話したらいいかわからない、と緊張している人は多いでしょう。
緊張していることを正直に伝えたほうが好印象です。「口下手ですがどうぞよろしくお願いします」と最初に伝え、うまく喋れなくても焦らず聞き役に回ることで、結果的には良い印象を与えることができます。
人は、自分の話を聞いてくれる人に好印象を持ちます。それも楽しそうに聞いてくれたら、「この人とは気が合う」と思ってもらえます。
自分から喋れなくても、絶妙なタイミングで相づちを打ったり質問したりすることで、相手に会話を楽しんでもらうことが可能です。
NGなのは、初デートで自分の結婚観を話したり、相手のことを尋問みたいに聞いたりすること。
結婚へ向けての面接のような雰囲気になってしまうと相手にとっては重苦しいです。値踏みしているようにも見え、相手が失礼に感じて交際終了となることもあります。
- 緊張している場合はあらかじめ伝えておく
- 相づちや質問で相手の会話を盛り上げる
- 初デートで根掘り葉掘り聞くのはNG
1回目のデートで交際終了?初デートのNGポイント
残念ながら1回目のデートで交際終了となってしまう人もいます。お互いに相性が合わないと気づいたのならそれもご縁、仕方のないことです。
しかし防げるミスなら防ぎたいところですね。交際終了になりやすいNGポイントを見ていきましょう。
- がっつりデートプランorノープラン
- デート中の相手への気遣いがない
- タメ語、馴れ馴れしい態度
- 過度なスキンシップ
がっつりデートプランorノープラン
1回目から丸一日のがっつりデートプランでは相手が疲れてしまい、最終的には悪い印象になってしまうこともあります。
初デートが2時間程度では物足りない、と思われるかもしれませんが、時間的に物足りなくてもお互いまた会いたい相手なら2回目のデートに繋げられます。
食事と映画のコースや、初デートからテーマパークへ行くなどの半日~丸一日コースでは会話が続かなくなったり、予想外の出来事が起きてパニックになったりと、好印象を残すことが難しくなります。
ノープランも好ましくありません。目的地まで意外に遠く、炎天下を長距離歩かせてしまったなどは、女性にとっては悪印象。「気遣いのできない人なのかな」「次もノープランだったらデートが辛いな」と思わせてしまいます。
デート中の相手への気遣いがない
自分が話したり楽しんだりするばかりで、デート中に相手への気遣いがない人は交際終了となりやすいです。
特に男性で、初デートからいきなり自分の結婚観を話したり、取り調べのように相手のプライベートを聞き出したり、アピールとばかりに自分の話ばかりをするのは「一方的すぎる」とアウト判定をくらってしまいます。
自分だけ話していないか、相手に聞きたいことがあるなら話しやすい雰囲気にできているか。会話のキャッチボールが自然にできるように心がけてください。
食事デートの場合はマナーにも注意が必要です。テーブルに肘をついたり、音を立てて食べたり飲んだり。男女ともに意外によく見ている部分です。マナーを守り、相手に不快な思いをさせないことも気遣いです。
タメ語・馴れ馴れしい態度
初デートだからもう付き合っているものとして、急にタメ語になったり馴れ馴れしい態度を取ったりする人もいますが、まだ会って2回目です。相手に警戒心や嫌悪感を与えてしまい、交際終了になりやすくなります。
特に女性は、デートOKだからといって気を許したわけではなく、これからじっくり相手を見極めたいという人が多い傾向にあります。
一方で男性は、お見合いで相手の女性の好印象を持ち、仮交際でデートに繋がるとテンションが上がって気を許してしまう傾向があるので注意が必要です。
話すときは敬語で、苗字に「さん」付けで呼ぶのが基本です。いきなり彼女扱いし、タメ口で名前呼びをするのは時期尚早。
「○○(名前やニックネーム)って呼んでいいよ」と言われても、いきなり馴れ馴れしくしないことがポイントです。初デートの段階では敬称は忘れないようにしましょう。
過度なスキンシップ
初デートは会ってまだ2回目、スキンシップは時期尚早です。
デートだから手をつなぎたい、という方もいるかもしれませんが、相手はまだそこまで気を許していないかもしれません。
初デートではキスも論外。過度なスキンシップはセクハラとして訴えられる危険性もあります。
ホディタッチも複数回に渡ると「下心があるのかな」と警戒されてしまうはめに。ラブラブなカップルがするような腰に手を回すスキンシップも嫌悪感を抱かれがちなのでやめておきましょう。
相手との物理的な距離感、パーソナルスペースにも用心を。過度なスキンシップはしていなくても、距離が近すぎることで嫌われることもあります。これは男性だけでなく女性も要注意です。
また、話すときに相手の顔に自分の顔を近づけて見つめるように話す女性には「男と遊び慣れていそう」と思われてしまうこともあります。
お見合い後の初デートから2回目のデートに繋げるには?
初デートから2回目のデートに発展させるには、自分もデートを楽しみつつ相手にも楽しんでもらうことです。相手への気遣いが大事とはいっても、こちらがもてなすばかりでは疲れてしまいます。
自分も会話を通じて相手のことを知り、それを楽しんでいるうちに、会話のリズムや新しい話題も生まれてきます。
何より、自分が楽しんでいればその雰囲気が相手に伝わり、「この人といると楽しい」と思ってもらえる可能性が高まります。
盛り上がっても長居はせず、「ではそろそろ帰りましょうか」と3時間までで切り上げましょう。初デートが終わったら帰り道や帰ってからのメールもカギです。「今日は楽しかったです。ありがとうございました」と感想や感謝の気持ちを忘れずに伝えます。
また会いたい相手にうまく気持ちを伝えられないなら、初デートで出た話題に触れて「また〇〇のこと教えてくださいね」などとメッセージを送るのも一つの方法です。
- 楽しいと思ってもらえるような時間を過ごす
- 初デートは盛り上がっても3時間で切り上げる
- 初デートの帰りや帰宅後にお礼の連絡を
- 再び会いたい気持ちを伝える
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初デートではまだお互いを知りながら、信頼関係を構築していく最初の段です。
結婚観を確かめ合ったり、スキンシップを図ったりといった先走った行動は嫌われる恐れがあるため、気をつけましょう。
最後に1回目のデートで交際終了とならないために、初デートのNGポイントをおさらいしましょう。
- がっつりデートプランorノープラン
- デート中の相手への気遣いがない
- タメ語、馴れ馴れしい態度
- 過度なスキンシップ
緊張感もありますが、最低限のポイントにさえ気をつければ、あとは楽しむ気持ちでいきましょう。
あなたの魅力を自然に発揮できる、いい初デートにしてくださいね。
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