「田舎に住んでいるけど、周囲の人から『田舎での婚活は難しい』とよく聞く。これって本当なのかな」
こんな悩みを抱えていませんか?
SNSなどを見ても、田舎での婚活は難しい、理想の異性と出会えないという意見をよく見かけます。
本当に、田舎での婚活は難しいのでしょうか?そして、田舎で婚活を成功させる方法はないのでしょうか?
この記事では、地方でも成婚を実現するポイントを紹介します。
田舎で暮らしながら運命のパートナーを見つけて、幸せな家庭を築きましょう。
目次
田舎での婚活が難しい3つの理由
X(Twitter)に書き込まれた、田舎ならではの現状を紹介しました。
なぜ、田舎での婚活は都心部と比較して難しいのでしょうか?具体的な理由を紹介します。
①人口が少ない
一番大きな理由は、地方は人口が少ないからです。これは多くの人が想像できるでしょう。
自治体の全体的な人口はもちろん、婚活の中心となる20~30代の男女は田舎ではさらに少なくなります。若い人は、東京や大阪など、人口が多いエリアで就職をすることも多いのです。
例として、東京都と鳥取県の20~30代の人口を比較してみましょう。
20代の人口 | 30代の人口 | 合計 | |
東京都 (2020年1月時点) |
1,557,966人 | 1,842,086人 | 3,400,052人 |
鳥取県 (2017年10月時点) |
23,177人 | 31,237人 | 54,414人 |
参考:住民基本台帳による東京都の世帯と人口(2年1月現在)|東京都
時期が異なりますが、圧倒的な差があることをイメージするのには十分なはず。
人口が多ければそれだけ出会いのチャンスが多く、条件に合う人とも出会いやすいです。
田舎は人口が少ないため出会いの数が少なく、なかなか条件に見合う人と出会うチャンスがありません。
②早期に結婚する
田舎の人は、早々と結婚する傾向にあります。婚活が遅くなるほど、結婚のチャンスが遠のいてしまいます。
こちらの表をご覧ください。
24歳以下 | 25~29歳 | 30~34歳 | 35歳以上 | 平均年齢 | |
福島 | 11.6% | 59.2% | 23.7% | 3.1% | 27.5歳 |
首都圏 | 10.2% | 57.3% | 22.7% | 9.0% | 28.7歳 |
静岡 | 16.2% | 52.0% | 20.8% | 9.8% | 28.2歳 |
四国 | 15.8% | 57.4% | 15.8% | 9.5% | 28.0歳 |
これは、各地域ごとの女性が結婚した年齢の割合を表します。
この表から、都心部に比べ地方に住む人は婚期が早いことがわかります。
そのため、ある程度の年齢までいって結婚していないと「独りでさみしい」と感じてしまう人もいるかもしれません。
結婚に対する価値観や意識、仕事に追われていたなど、男女ともに人それぞれの理由があるでしょう。
ただ、婚期が早い田舎では、歳を重ねるごとに結婚のハードルが上がってしまうことが現実です。
③出会う手段が少ない
出会う手段・場所・きっかけが少ないことも、田舎での結婚や婚活を難しくしています。
都会の出会いの場の例として、婚活パーティー、合コン、相席居酒屋、バーなどがあります。
これらの通り、都会では男性と出会う機会が豊富にあります。
一方田舎では、上記のような出会いの場は少ないです。ある程度お酒を提供する店舗もあるはずですが、顔なじみの客が多く、初めて出会う異性でときめく可能性は低いでしょう。
田舎での婚活は難しいのか?
まずは一番気になる「田舎での婚活は難しいのか?」という疑問について解説します。
田舎で婚活経験のある女性の声
実際に、田舎で婚活経験がある女性は、どのような経験をしてきたのでしょうか。
X(Twitter)にあるリアルな声を見ると、想像以上にハードな婚活事情が明らかになります。
アプリで条件で絞ると100人くらいしかいなくて(28歳から40歳、168センチ以上、大卒以上、1週間以内にログイン、結婚の意思あり、くらい)、見た目が無理じゃないとか、ノリが合いそうで絞ると10人も良さそうな人がいない…田舎で婚活しても無理かもしれない…
女性 s_さん
引用:X(Twitter)
田舎だと婚活している男性が少ないので、理想の相手を見つけにくいようです。
移住して分かったんだけど、田舎での婚活は完全にハードモードだわ。
通勤は車、若い人少ない、飲み屋少ない、習い事する場所ない、イベントはいつメンばっか、外に人いない・・・etc
もう職場しか残されてないもんね。
各自治体が婚活事業に補助金出す理由がよく分かった。
女性 山内 a.k.a. しかサンさん
引用:X(Twitter)
都心部と比較してあらゆる出会いの場が少ないことが、田舎での婚活を難しくしています。
アプリで知り合った人の中にはマッチングしても会いたいと思う人はなかなかいなかった。私の条件として県内出身者で家が近いってのがあった。けど、こんな田舎で婚活アプリ使ってる人はなかなかいない。いいねをくれる人は県外出身者ばかり。
女性 ぶぅ🐷0m🐘←40w3dさん
引用:X(Twitter)
人気沸騰中のマッチングアプリを用いても、近くに住む人とマッチするのさえ難しい現状がうかがえます。
田舎での婚活は都心部と事情が異なり、ギャップに驚く人は少なくありません。
これらのような経験者の声を見ても、田舎での婚活は非常に難しいことがわかります。
田舎で婚活を成功させる4つのコツ
田舎で素敵な人と結婚するにはどうしてらよいでしょうか。
田舎でも婚活を成功させるコツを4つ紹介します。
- ①思い立ったらすぐ行動する
- ②出会いの場に積極的に参加する
- ③人の繋がりを大切にする
- ④結婚相談所を利用する
①思い立ったらすぐ行動する
まず大事なのが、思い立ったらすぐ行動することです。
田舎の婚期が早いことは、説明した通り。「どうしよう、婚活すべきかな?」と悩む時間がもったいないです。
婚活に繋がることであれば、始めやすいものから始めればOK。
- 結婚している友人に話を聞く
- 週末は外に出てみる
- 自分磨きを始める
一見、婚活とは無関係に思えることでも、行動するだけ前進してます。
婚活でプラスになる、できることから始めましょう。
案内人
②出会いの場に積極的に参加する
出会いの場に積極的に参加することも大切です。
出会いに触れることで、結婚への想いが強くなるからです。
「久々に初対面の男性と話したけど、いいものだな」と新しい出会いに前向きな気持ちになれます。
必ずしも、結婚や恋愛に繋がるものでなくても構いません。
- 近所の集会
- ボランティア活動
- 同窓会
こういった出会いの場に参加し、出会いに対して前向きな気持ちを高めましょう。
案内人
③人の繋がりを大切にする
なかなか出会いのチャンスがないからこそ、人との繋がりを大切にしましょう。
- 近所の人に話しかけてみる
- いつもは遠慮している職場の飲み会に参加する
- 幼馴染に連絡してみる
こういったきっかけで、素敵な出会いに繋がることもあります。
なにがきっかけで結婚相手と出会うかは、あなたにも未来のパートナーにもわかりません。
人との繋がりが強い田舎では、特に今ある繋がりを大切にしてくださいね。
案内人
④結婚相談所を利用する
人口の少ない地域だと、街コン・婚活パーティーへ参加するためにその地域の中心部や別のエリアまで足を運ばなければなりません。
街コンや婚活パーティーの参加のために遠方へ行ったとしても、確実に異性と知り合える、LINEを交換できるわけではなく、時間と労力だけが無駄になることもあるでしょう。
結婚相談所であれば、登録や相談のために相談所へ行かなければなりませんが、その後はネットで婚活が進められるため、街コンなどよりも高い確率で異性との出会いに繋げやすいのです。
関連:結婚相談所の仕組みとは?自分に適した結婚相談所の見極め方もご紹介
田舎の婚活における3つのNG行為
田舎での婚活を成功させるためのコツを解説しましたが、いくらコツを押さえていても、これをしてしまうと失敗しやすくなるNG行動が存在します。
そこで、ここからは田舎での婚活におけるNG行動を3つご紹介します。
田舎での婚活の難しさから、焦ってNG行動をとってしまう方が非常に多いので、十分に気を付けましょう。
遠方に住む相手を候補にする
田舎での婚活では、遠方に住む相手を候補にするのはやめましょう。
田舎での婚活だと、どうしても近場での出会いが少なくなってしまいますので、多くの方が遠方に住む相手を候補にしてしまいます。
しかし、相手と会うための移動時間が長くなってしまうと、どうしても会う頻度が少なくなってしまい、お見合いをしてもその先に発展しないことが多いです。
そのため、出会いの範囲は「隣接する県」くらいに留めておくことをおすすめします。
どうしても、遠方に素敵な相手を見つけてしまった場合には、zoomなどを利用した「オンラインデート」を利用して距離を縮めましょう。
出会いに慎重になる
田舎での婚活では特に「積極的にアプローチする」ことが大切です。
男性・女性問わず、「待ちの姿勢」で婚活をしていると、せっかくの良い条件の相手も逃してしまいます。
もちろん、中には 「遊び目的」「ひやかし」のような人もいますので、注意は必要です。
しかし、まずアプローチすることによって「誠実な人かどうか」「条件に合う人かどうか」などが見えてきます。
田舎での婚活では、勇気をもってアプローチすることを心がけましょう。
マッチングアプリを利用する
田舎での婚活では、マッチングアプリの利用はおすすめできません。
理由は、アプリの利用者が少なく出会う可能性が低いからです。
そのため、マッチングアプリで婚活をしようとすると、出会いの範囲を広げるといったNG行動をとってしまうことになります。
また、田舎でのマッチングアプリには婚活目的ではない人が多く、大半が「暇つぶし」のように利用しているところもNGなポイントです。
田舎での婚活では、マッチングアプリ以外の方法で婚活をしましょう。
田舎で婚活する3つの手段
田舎で婚活したい場合、どのような方法があるのでしょうか。
田舎で婚活をするための、3つの方法をおすすめ順に紹介します。
- ①結婚相談所
- ②知人の紹介
- ③趣味で繋がる
①結婚相談所
一番おすすめなのは、結婚相談所を活用することです。
おすすめする理由は3つあります。
- 真剣に結婚を考えている男性が多い
- アドバイスをもらいながら婚活できる
- 普段出会わないような人と出会える
真剣に結婚を考えている男性が多い
結婚相談所への入会はハードルが高いので、その分結婚を真剣に考えている人しかいません。
- 独身を証明する書類
- 卒業証明書
- 収入証明書
これらの書類を準備し、認められた人でなければ入会できません。
また料金も他の手段より高いので、「どうしても結婚したい!」という本気の人とだけ出会えます。
案内人
関連:独身証明書とは? 書き方から申請方法・使い方まで徹底解説!
アドバイスをもらいながら婚活できる
カウンセラーからアドバイスが受けられるのは、自分を客観視できるチャンスであり、田舎ならではの婚活のコツも教えてくれるでしょう。
前半部分で紹介した通り、都会と田舎で婚活事情は異なります。
結婚相談所には、経験豊富なスタッフがいます。専任のスタッフが仲人として、親身に婚活のサポートをしてくれるサービスもあります。
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普段出会わないような人と出会える
また、普段出会わないような人と出会うこともできます。
田舎では、出会いの場や移動手段が限られるので、どうしてもコミュニティが狭くなりがちです。同じコミュニティの中では、自分と同じような境遇の人としか出会えません。
結婚相談所なら、スタッフの紹介や最新のAIを活用し相性のよい異性と出会えます。普段は、出会えないような職種の人を紹介してもらえることも少なくありません。
出会いの幅が広がるので、よりあなたの希望する人と出会いやすいです。
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②知人の紹介
知人から紹介してもらうのも、田舎での婚活の選択肢の1つです。
親交が深い人からの紹介であれば、あなたに相性のよい男性を紹介してもらえることがあります。
ただ、親交が深いからといっても、必ずしもあなたのことを正確に把握しているとは限りません。
また、あなたに紹介する人がいない可能性も大いにあります。
あまり期待できないので、あくまでも選択肢の1つとして考えておきましょう。
案内人
③趣味で繋がる
趣味がきっかけで素敵な男性と出会えることがあります。
たとえば、ジムに通う、料理教室に通う、マラソンを始める、などがアクティブに楽しめる趣味がおすすめです。
ですが、これもあなたと気が合う男性と出会える保証はありません。
異性との出会いを目的に、趣味を始めるのは効率が悪いでしょう。
「趣味を楽しみつつ、出会いがあればいいな」程度に考えておきましょう。
案内人
田舎での婚活におすすめの結婚相談所3選
ここからは、田舎でも婚活がしやすい3つの結婚相談所を紹介します。
マッチングアプリなどとは違い、本気で婚活を進めている人ばかりなので、成婚までの道のりは近くなるでしょう。
①ツヴァイ
特徴 | ・IBJの会員と出会える ・手厚いサポートが魅力 |
初期費用 | 118,800円~ |
月会費 | 15,950円~ |
会員数 | 約95,000人 |
成婚率 | 42.3% |
運営会社 | 株式会社ZWEI |
田舎の婚活に一番おすすめなのがツヴァイです。今回紹介している結婚相談所の中でも特に会員数が多く、そのぶん理想の異性と出会えるチャンスがあります。
イオングループが運営している大手の結婚相談所で、全国50店舗展開しています。
イオンに併設されていることも多いので、田舎に住んでいる人でもアクセスしやすいでしょう。
初期費用は少々高めですが成婚料は0円で、マッチングをしたあとにかかる費用の心配は少ないでしょう。丁寧なサポートが受けられるので、安心して婚活できます。
関連:結婚相談所ツヴァイの口コミ・評判を徹底解説|特徴や会員層についてもご紹介
②パートナーエージェント
特徴 | ・成婚者の3人に2人が1年以内成婚 ・コンシェルジュによる手厚いサポート |
登録料 | 33,000円 |
初期費用 | 77,000円~ |
月会費 | 16,500円~ |
会員数 | 約94,000人 |
1年以内の成婚率 | 93.1% |
運営会社 | タメニー株式会社 |
パートナーエージェントは、親身のサポートが売りの結婚相談所です。
初期費用が他社の結婚相談所と比較してリーズナブルであるため、結婚相談所へ登録する人も、費用面での心配はすくないでしょう。
また3ヶ月以内にお見合いが確定しなかった場合の全額返金保証もあるので、なかなか理想の異性に出会えない人も、安心して婚活できます。
成婚率が非常に高いことでも有名なので、婚活で後悔したくない人におすすめです。
関連:パートナーエージェントの口コミ・評判を徹底調査!特徴や料金についても詳しくご紹介します
③オーネット
特徴 | ・紹介と検索でたくさんの異性と出会える ・会員限定のパーティーも開催中 |
初期費用 | 43,200円~ |
月会費 | 12,600円~ |
会員数 | 約39,000人 |
成婚率 | 非公開 |
運営会社 | 株式会社オーネット |
知名度抜群の結婚相談所オーネットは、比較的金額が安く利用できる結婚相談所です。
最新のAIを活用し、たくさんの人の中からピッタリの相手を見つけられます。「田舎だから素敵な異性と出会えない…」と不安な人でも、AIが相性のよい男性を見つけてくれるはず。
業界TOPクラスの知名度・会員数を誇るので、田舎でも出会いに困ることはありません。
関連:オーネットの評判・口コミを徹底調査!無料相談に行ってきた体験談もご紹介
田舎での婚活に関するよくある質問
ここまで、田舎での婚活に関する様々な情報を紹介してきましたが、いまだ分からないことが多くあると思います。
そこでここからは、田舎での婚活に関するよくある質問に答えていきます。
田舎で婚活をしていこうと思っている方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
田舎でも出会えるマッチングアプリは?
基本的に、田舎でのマッチングアプリの利用はおすすめしませんが、どうしても利用したい方におすすめのアプリをご紹介します。
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月額料金 | 女性:無料 男性:3,700円 |
女性:無料 男性:3,980円 |
2,640円~ | 女性:無料 男性:3,600円 |
女性:無料 男性:3,700円~ |
年齢層 | 20代~30代 | 20代~30代前半 | 20代~40代 | 20代 | 20代~30代 |
累計会員数 | 2,000万人 | 800万人 | 140万人 | 700万人 | 1,500万人 |
おすすめポイント | 多くの会員から自分に合う人を見つけられる! | 安全に利用できる環境がが整っている | 真剣婚活ができる | 楽しく価値観が合う人を探せる | 24時間以内に出会える |
会員数が多ければ、田舎でもマッチングする確率は上がりますので、これらの大手のマッチングアプリを利用するようにしましょう。
婚活でいつまでに結婚する人が多いですか?
婚活経験者の体験談や、婚活サイトなどの口コミを見ると、「交際から6か月~1年」で結婚に至るカップルが多いようです。
また、年齢によって交際期間の傾向が変わっており、「20代は1~2年」「30代では6か月程度」「40代以降では6か月以内」での結婚が多くなります。
しかし、田舎での婚活はチャンスが少ないので「あまり時間をかけない」ことが大切になってきます。
交際期間は6か月を目安として、結婚の判断をするようにしましょう。
婚活の辞めどきはいつですか?
婚活の辞めどきを見極めるポイントは4つあります。
- 金銭的な余裕があるか
- 婚活する時間はあるか
- 本当に結婚したいのか
- 婚活のシステムがあっているか
特に「婚活のシステムがあっているか」が大事になります。
結婚相談所などの、多くの費用をかけてきた婚活であれば「元をとりたい」と思って辞めどきを見失いがちです。
しかし、婚活のシステムがあっていなければ成功は難しいので、いつまで経っても元はとれません。
お金や時間、結婚の意思などを確認しながら、自分に合った婚活をしましょう。
田舎での婚活は大変だがやり方次第で成功率は高まる!
田舎での婚活は簡単ではありません。
ですがここで紹介したことを実践できれば、十分結婚できるチャンスはあります。
まだまだ諦めるのは早いです。まずはできることから始めて、婚活の第一歩を踏み出しましょう。
より婚活の成功率を高めたい方には、こちらの記事もおすすめです。