結婚相手を見つけて幸せな結婚をするために結婚相談所を利用する人は最近とても増えています。
しかし、結婚相談所で出会った相手に恋愛感情を持つことができるのか?という不安もあるのではないでしょうか。
結婚相談所を利用したとしても、できれば恋愛感情を持って恋愛結婚をするのが理想ですよね。
今回は、結婚相談所で恋愛結婚をする秘訣などについて紹介します。
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目次
結婚相談所のお見合い結婚と恋愛結婚の違いは?
恋愛結婚は日常生活で出会った相手と恋人を経て結婚する
お見合い結婚とは、仲人として第三者が存在し、お互いに合う人を見つけてもらうものです。
「こんな方がいますよ。」という情報をもらい、気になったら会ってみてその後に結婚へと進んでいくのがお見合いですね。
結婚したいと思っている男女なので、お見合いになると最初から結婚を意識した付き合いになるでしょう。
一方で恋愛結婚とは、日常生活の中で出会った相手のことを好きになり結婚へと結びついていくものです。
しかし結婚相談所でもお見合い結婚と恋愛結婚があると言われています。
結婚相談所での恋愛結婚は、いいなと思った相手と何度か会ってみて好きになったら交際し、その後に結婚していくというものです。
結婚相談所を介して結婚が決まった人にとっては、「結婚相談所はお見合いではなく恋愛結婚だ!」と思うようですよ。
結婚相談所で恋愛感情が生まれにくい理由
結婚相談所というと、結婚したいという男女が集まっている場所なのに、なぜか恋愛感情が生まれにくいイメージがありませんか?
結婚相談所に登録するということは、結婚願望がかなり強いことを意味しています。
それなのに、相手に対して恋愛感情が生まれにくいのはなぜなのでしょう?
その理由は大きく分けて3つ考えられます。
①条件・データだけで相手を見てしまう
②結婚を決めるまでに会う回数が少ない
③慎重になるため一目ぼれは少ない
では、もう少しその理由を詳しく見ていきましょう。
条件・データだけで相手を見てしまう
普段、恋愛をするときというのは「相手の性格が好き。」などのように接していくうちに好きになっていくことが多いでしょう。
しかし、結婚相談所となると相手の情報がデータ化されていますよね。
「年齢、学歴、仕事、年収、エリア」などがデータに書かれているため、まず最初に自分が理想とする条件から相手を見てしまうでしょう。
「好きになってから相手を知る」というよりは、「相手を知ってから好きになる」のが結婚相談所には多いパターンですね。
そのため、理性が働いてしまい「いい人だろうけど学歴が…。」とか、「かっこいいけど年収が…。」と好きになる前に知ってしまうことが多すぎて、なかなか恋愛感情を持つことができないのです。
また、自分が相手のデータを知ることで相手にも自分のデータを知られています。
「私はいいと思っても相手がどう思うか…。」という心配も増えるので、気持ちをセーブして恋愛感情を抑えてしまうことも考えられます。
結婚を決めるまでに会う回数が少ない
恋愛からお付き合いして結婚となると、休みの日のたびにデートを重ねたりするでしょう。
結婚相談所を利用して出会った場合、出会ってから3か月以内に結婚を決めることが多いと言われています。
理由は、お互いに結婚相談所を利用しているためライバルがいる可能性があることや、結婚への気持ちが薄れないようにするために急いだほうがいいというものです。
出会って3か月以内となると、結婚を決めるまでに会う回数がとても少ないのが分かるでしょう。
ちょっとしか会わなくても恋愛感情が持てれば問題ないですが、必ずしも恋愛感情が芽生えるとは限りません。
中には、結婚したい気持ちが強くて恋愛感情はまだ芽生えていないけど結婚を決めるという人もいるでしょう。
相手に恋愛感情が持てるのか?というのを見極める前に、結婚するかしないかを迫られる感じがして、恋愛モードになれない人も少なくありません。
慎重になるため一目ぼれは少ない
結婚相談所を利用するということは、結婚への意識が高い分、理想も高くなっているため相手に対してかなり慎重になってしまいます。
そもそも、結婚相談所を利用しているのですから、条件が良い人を探してしまい周りよりも素敵な人と出会うことを望んでしまうものです。
普通の恋愛のように、一目見た瞬間に「素敵!好きになりそう。」というような感情はなかなか持てません。
さらには、お見合いや仮交際、真剣交際の手順の1回1回が成婚までのテストのように感じられ、自分をさらけ出すことにも慎重になるので心から相手と向き合うことが難しいのです。
こうなると、恋愛感情が湧くことも少ないのではないでしょうか。
結婚相談所で恋愛した人の体験談
結婚相談所を利用すると恋愛することができない!と決めつけるのは早いでしょう。
なぜなら、実際に結婚相談所を利用した上で恋愛結婚をした夫婦もいるからです。
こういう夫婦は、とても良い結婚相談所の利用の仕方をされたのではないでしょうか。
参考までに体験談をチェックしましょう。
30歳女性の場合

様々な出会いを繰り返し、最後には大好きになれる人に出会いました。
結婚相談所でたくさんの人に出会い、たくさんの人とお話をしたものの、なかなか好きになることはなかったようですね。
しかし、諦めなかったことで大好きになれる人との出会いが訪れているのです。
結婚相談所では、諦めないことも大切ですよね。
33歳女性の場合

結婚相談所に登録しても本気で好きになれる人はいないと思っていたのに出会ってしまった。
結婚相談所のイメージ的に、自分でも恋愛はできないと思っていたようですね。
しかし、かなり早い段階で恋愛感情が持てる人に出会ったみたいですよ!
45歳男性の場合

結婚相談所で出会った女性に対して、猛烈に惹かれるということはなかったが、会うたびに好きだな。と思う感情が湧いた。
これはもう恋愛感情が出ているため、結婚相談所で恋愛をしたとても良い例ですね。
20代夫婦の場合

初対面から楽しくて、出会ったときから運命を感じた。その後、交際に発展し1か月で結婚を決めた。
この夫婦の場合は、お互いに出会うまでに結婚相談所で様々な人との出会いもあったものの、ピンと来る人がいなかったと言います。
運命の出会いを待ちながら結婚相談所を利用したのではないでしょうか。
最終的には結婚相談所を介して恋愛結婚をしていますね。
20代男性、30代女性夫婦の場合

出会って、デートをした上で価値観が合うことから惹かれ始め、交際半年で結婚した。
実は年齢の条件が少し合っていなかったという二人ですが、それでも価値観が合うことやお互いの性格に惹かれて結果的に恋愛結婚をしています。
好きになったら、年齢という条件は関係なくなるというのがよく分かりますね。
30代男性、20代女性夫婦の場合

もう諦めようと思ったときに出会った人と6回のデート後に結婚した。
1年間の婚活にもう諦めようと思っていたときに、出会った人が運命の人だったというパターンです。
男性のほうは、徐々に恋愛感情が出たようですが、なんと女性は結婚相談所には珍しい一目ぼれをしたとのことです。
諦める直前の出会いなので、神様が引き合わせた運命の人に感じますよね。
結婚相談所でのお見合い結婚の決め手は?
結婚相談所を利用して、お見合い結婚を使用と思うとき、どこに重きを置いたらいいと思いますか?
相手の色んなところを見て決めなければならないと思いつつも、慎重になりすぎてなかなか決められないこともあるでしょう。
そんな時に考えてほしいお見合い結婚の決め手について紹介します。
①安心感
②価値観
③経済力
④将来のビジョンの一致
安心感がある
安心感というのは、一緒にいるときの「居心地の良さ」に繋がるとても大きな要素です。
異性と一緒にいるときに、どこか落ち着かない気持ちになっていては結婚生活を思い浮かべることもできないのではないでしょうか。
結婚生活には、男性にとっても女性にとっても「安心できる家」が必要です。
安心できる家があるということは結婚の魅力でもあるのです。
出会った人に安心感を持つことができるでしょうか?
「ドキドキしないけど、とても安心することができる。」という相手も結婚相手として見ていいですよ。
なぜなら、その安心感から好きになって恋愛感情が湧くこともあるからです。
お互いの価値観が合う
結婚において、価値観が合うのはどれぐらい大事なのかというと、「幸せな結婚になるか、ならないか」というぐらい大きな割合を持っているものです。
価値観が合わない人と結婚するとお互いにとって大きなストレスになります。
価値観が合えば小さなすれ違いは減り笑い合える回数も増え、お互いが納得した結婚生活を送ることができるでしょう。
これが幸せな結婚生活に繋がるのです。
最低限の経済力がある
ズバ抜けた経済力を求めると、結婚が遠のいてしまいますが、ある程度の経済力を持った人を選ぶことは大切です。
結婚するということは、家族になることなので経済力がなければ苦労することが目に見えています。
経済力は安心感にも繋がる大事な要素です。
また、親を安心させるためにも、経済力がある人を選ぶべきでしょう。
経済力がある人は、仕事をきっちりこなしていて責任感があり真面目な人が多いイメージがありますよね。
お互いの親に認めてもらうためにも、結婚後に両家との仲がスムーズなものになるためにも、ある程度の経済力は必要なのです。
将来のビジョンが似ている
結婚するということは、結婚相手と未来を歩むことになります。
そこで、大事なのが将来のビジョンではないでしょうか。
例えば、子供を産むか産まないか、マイホームを建てるか建てないかなどです。
自分では子供が欲しいと思っていても、相手が「子供は嫌いなので二人だけで生涯暮らしたい。」と思っているのであれば、結婚はやめたほうがいいでしょう。
それでも結婚を押し切った場合、後から後悔することになります。
二人とも、「子供を産んで、しばらくしたらマイホームを建てたいね。」という同じようなビジョンがなければ、結婚後に大きな衝突が待っています。
幸せな結婚生活を続けるためにも、将来のビジョンが似ている人を選んでください。
また、将来のビジョンには、親をどうするのかというのも視野に入れておくこともおすすめします。
結婚してしばらくしたら同居になるのかならないのかなどです。
これも揉める原因になるので、先に見えていたほうがいいでしょう。
結婚相談所で恋愛結婚したいならすべきこと
結婚相談所で出会ったとしても、恋愛結婚をしたいという強いこだわりを持つこともありますよね。
どうしたら恋愛結婚ができるのかも見ておきましょう。
①条件だけに縛られない
②空間や居心地の良さを大切にする
③焦らずに相手を知っていく
④価値観の擦り合わせをする
条件だけに縛られない
結婚相談所と言えども、条件に縛られてしまうことで恋愛どころではなくなってしまいます。
普段恋愛をするときに、相手の条件を気にしすぎることはあるでしょうか?
恋愛はどこか無条件に相手を好きになるところがあるので、恋愛の本質というものを結婚の条件のために見失わないでください。
空間や居心地の良さを大切にする
結婚相談所で恋愛をするためには、一緒にいるときの空間を大切にし、恋愛感情が持てるような雰囲気を作りましょう。
結婚相談所で知り合ったからといって、ガチガチのお見合いスタイルにすることはないのです。
自然な空間の中で、お互いを知っていくようにしましょう。
焦らずに相手を知っていく
結婚に焦るあまりに、相手のことも焦ってみてしまいませんか?
焦ることで相手の良いところを見逃してしまい、恋愛のチャンスを失うということも考えられます。
恋愛は焦らないほうが上手くいくので、結婚相談所で出会った場合も焦らず相手を見ていきましょう。
価値観の擦り合わせをする
価値観はとても大事ですが、完璧に何でも価値観が合うということは考えにくいですよね。
そこで大事なのが価値観の擦り合わせです。
価値観の擦り合わせというのは、相手を尊重することと同じことです。
自分を貫きすぎるのではなく、価値観を擦り合わせていき相手を理解することができたら恋愛に発展する可能性も高いでしょう。
結婚相談所でも恋愛感情を持って結婚できる!
結婚相談所では「条件がよければ結婚を」というイメージが大きいかもしれません。
しかし結婚相談所でも恋愛感情を持って結婚している人が多いのも事実です。
そのためにもこれらのポイントを踏まえ相手を見ていくと自然と恋愛感情が芽生えるかもしれません。
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恋愛感情が持てなさそう、と結婚相談所に抵抗があったという人も、是非結婚相談所を利用してみませんか?